FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

くすぐり責め

今日は、発情したお姉さんを、徹底的にいじめちゃう日。
あらかじめ、ススキを数本、手に入れておいてって頼みました。
お姉さんは、それを飾って、お酒でも飲むつもりでいたようだけど。
白のブラウス、黒のマイクロタイトスカートに、ノーブラノーパンなんていけない格好で迎えに来ちゃって。
ベビードールで来るよりマシ、なんて言うけどね…。
ブラウス越しにおっぱい透けて見えてるし、お姉さん自身恥ずかしさで真っ赤になってて、あそこを濡らしてるんだから、同じなのです。
そんなわけで、家に着いたら、全部脱がせてベッドに大の字に縛り付けちゃいました。

タオルで目隠しをしたら始まり。
最初は、マッサージパウダーをたっぷり使って、全身のマッサージです。
あえて性感マッサージではなく、普通のマッサージにします。
素人が真似事してるだけだけど、血液やリンパの流れが良くなってくると、お姉さんの顔がほんのり赤みを帯びてきました。
「ああん、気持ちいい…。」
性的な意味ではなく、本当に気持ちよさそう。
日頃のお仕事の疲れが溜まってるので、ここは感謝の意味も込めて、しっかりやりました。

充分に血行が良くなったところでいよいよ本番。
毛ばたきでのくすぐり責めです。
マッサージパウダーが全身に付いてて滑りがいいこと、そしてマッサージで全身の皮膚感覚が敏感になってるせいもあって、すごい反応。
最初こそ「きゃっ、くすぐったい。」なんて言ってたけど、もうあっという間によがり始めちゃった。
「はあん、なんか、感じちゃうっ。やああん…。」
普段ならただくすぐったいだけの場所も、こうすると性感帯に。
首回りから脇、脇腹、そして脚を通って足の裏…。
本来の性感帯を全部避けてても、蕩けちゃってる。
気持ちよさそうだし、見ていて楽しいので、いっぱいいじめちゃいました。
全身性感帯になって、それだけでも気持ちいいのだけど、やっぱりずっとそれだけだと切なくなってきちゃう。
いくら気持ちよくても、さすがにいけないので、焦らされ続けてるのと同じだから。
「あああ、もっと、あん、そんなところだけじゃなくて…。」
「ん?どこか撫でて欲しいの?」
「う、胸、とか…。あそことか…。」
「私の胸を撫でてればいい?」
「やん、私の…。」
「お姉さんの?」
「いじわる…。やっぱり言わなくちゃいけないのね。」
当然ですよね。
いやらしい言葉を言わされる恥ずかしさで、お姉さんの身体はもっと敏感になるんだし。
「発情した私の、いやらしく尖った乳首とか、トロトロの蜜を溢れさせてるはしたないおまんことか…。発情してる雌の中心、クリトリスも撫でてください…。」
あらら、あらかじめ言わされるの予想して考えてた?ってくらいの言葉。
でも、いざ口にすると、思った以上に恥ずかしかったのか、あそこが一気に大洪水起こしちゃいました。
「よく言えましたです。じゃ、ご褒美に…。」
乳首をくるくるとくすぐるように、おっぱいから撫でてあげる。
いろんな効果で、元々の性感帯は完全に熟しきっちゃってる。
「ああああっ。溶けちゃう、いいっ、すごいいいよう…。」
大本命の股間を撫でる前から、すごいよがりようです。
乳首だけでもいっちゃうかなあ、って、しばらくおっぱいだけ撫でてたけど、それはさすがに無理だったみたい。
でも、かなり本気で悶えてたから、全身に汗が浮かんできてました。
毛ばたきが優秀すぎて、せっかくのパウダーを全部払っちゃったみたい。
いつまでも先に進まないのはかわいそうなので、ようやく股間に。
綿菓子を巻き取るみたいに、くるくるくる…。
「だ、だめ、気持ちいいっ。おかしくなっちゃうう。」
焦らされすぎて、快感が過剰になっちゃったかな。
拘束してるロープのせいで足を閉じることはできないんだけど、ロープを引っ張りすぎて、ベッドの脚の方が壊れそうな勢い。
仕方ないので、適度に焦らして寸止めしつつ、お姉さんをいったん落ちつかせます。

もう1回パウダーをまぶしてもよかったんだけど、かなり汗まみれになってたので、今度はウェットにします。
全身に温めたマッサージオイルをふりかけていきます。
「あん、熱い…。」
そこまで熱いはずはないんだけど、敏感になってるから、熱く感じちゃうみたい。
とりあえず一通りふりかけたら、それを手で伸ばしていって、マッサージ。
今度は、性感マッサージ風に…。
「いやああん、気持ちいいの、気持ちいいのっ。そこ、もっとしてえ…。」
リクエストにはお応えして、いっぱい感じさせちゃう。
でも、いかせてはあげない。
ギリギリで寸止めされて、かえって切なくなっちゃった。
「いきたいよう…。いかせて、いかせてえ…。」
もう限界とばかり、必死の懇願。
でもまだ使ってないの、あるし。
これ以上ないってくらい、乳首も固く尖っちゃって、今いじめなくて、いついじめるのって感じ。
なので、予定通り寸止めのまま、オイルマッサージは終了です。

少し間をおいて焦らしたあと、例のものを使って、乳首を撫でちゃう。
「えっ?」
再び毛ばたきで撫でられたかと勘違いするお姉さん。
でも、さっきと感触は違います。
何か、チクチクするような、くすぐったさ。
しばらく、何をされてるのかわからなかったみたいだけど、反対側も使ってあげたら、ようやく気づいたようです。
「あ、ススキ…。」
穂の方でくすぐり、柄の方でつうっとなぞる。
毛ばたきより感じる所が点になるので、よけいに意識を集中してしまって…。
「ああっ、いやああん、そこ、だめっ。ああっ、感じちゃうっ。やああ。」
少しパニックです。
やめてほしいのか、続けてほしいのか、わかりません。
でもやめちゃうと身をよじらせておねだりするから、してほしいんでしょう。
乳首から、お腹を通って、恥丘…。
クリトリスのそばで離しちゃう。
思った以上に切ない様子。
「もう、いじわる、しないでえ…。」
お姉さん、泣き出しちゃった。
クリトリスもはっきりわかるほどヒクヒクしてたから、本当に限界かな。
ちょっとススキの柄の方で突いたら、たまらず失禁しちゃった。

ここまで、2時間ほどもマッサージとくすぐってるだけで、一度もいかせてません。
あともう2時間くらい、寸止めで焦らし続けたかったんだけど。
そもそも自分でできないお姉さん、もう何日も焦らされてるのと同じ。
さすがにかわいそうなので、このままくすぐりいかせることにしました。
ススキはちょっと痛いので、毛ばたきに再度交代。
「もういっていいよ。」
耳元で囁いて、おっぱいと股間を撫で回します。
「ああん、やっと…。嬉しい。」
と、それまでバタバタ暴れてたのが、逆に静かになりました。
私がいっていいって言うまで、お姉さんなりに一生懸命いかないように頑張ってたみたい。
快感に集中するお姉さん。
暴れはしないけど、息づかいはどんどん激しくなっていきます。
そして、身体を大きく反らせたかと思ったら…。
「ああああっ、いく、いっちゃうううっ。」
身体を痙攣させて、激しくいっちゃいました。

でもせっかくいっぱい我慢したんだから、いっぱいいかせてあげないと。
構わず股間を撫で続けます。
そして乳首にはススキの柄でつんつん。
「いやっ、またいくっ。気持ちいいの、いいの、いいのお…。」
あんまり反応がいいので、クリトリスの方もつんつん。
「いた…いくう。」
何されてもいきそう。
耳にふうっと息を吹きかけます。
これだけでもビクビクってなって、失禁しながらいっちゃう。
こうなったお姉さんは、私に負けないくらい何度でもいっちゃうの。
あんまりいやらしいから、私まで我慢できなくなっちゃいます。
もう少し、我慢はするけど…。

2時間我慢させたから、2時間いかせちゃう。
毛ばたきはお姉さんの体液とオイルでベトベト。
買うと高いんだけど、こうなっちゃうと使い物にならないし。
でもその分お姉さん気持ちよくなってるから、まあいいか。
いかせまくったおかげで、今ならどこをくすぐってもいっちゃう。
耳でいかせて、脇でいかせて。
足の裏でもいっちゃうから、しばらくお姉さん歩けないかも。
文字通り全身性感帯になったお姉さんの身体は、オイルで光っちゃっていやらしい。
あとで自分で見て、お姉さんなんて言うかなあ。
それまでくすぐるだけでいかせてたけど、1時間半過ぎたところで、もっと奥でも感じてもらうことに。
毛ばたきでおっぱいをくすぐりながら、オイルを手にとり、あそこを撫で撫で。
そして…。
「んああっ。」
おまんこに指を入れた瞬間に、もういっちゃった。
Gスポットがすごい膨らんでて、今入れてるのがおちんちんだったら、本当に極上なのに、とか思っちゃう。
だって、指がぞくぞく感じちゃって、こっちがたまらない。
ぐにゅぐにゅかき回してたら、何度も潮を吹いていきまくっちゃう。
ポルチオまで指を伸ばしたら、本当に壊れちゃったみたいに激しくて。
慣れてるはずの私でさえ、心配になっちゃいました。

いったん休憩を挟んでから、私も裸になって。
オイルを塗りあって、絡み合います。
休憩を挟んでもお姉さんの身体は敏感なまま。
私がちょっと愛撫しただけでいっちゃう。
でもお姉さんも私の弱いところを一生懸命責めてきて。
あっという間に切なくされちゃった。
「一緒にいきたい…。」
私たちは貝合わせの体勢になって、おまんこ同士でキスしちゃう。
オイルで濡れてたから、ぐちょぐちょすごいいやらしい音がするの。
すごい気持ちよくて、何度もいっちゃった。

テカテカに光った身体がいやらしくて。
お姉さんの目の前に姿見を持ってきて、後ろからいたずらしちゃいました。
まだ敏感なままだから、恥ずかしい姿を自分で見つめながらいかされちゃう。
「恥ずかしいよう…。やめて…。」
なんて言いつつ、自分でしっかり脚開いてるし。
あそこを広げられたら、涎垂らしながら見つめちゃって。
ススキの柄でおっぱいをつうってなぞったら、またビクビクっていっちゃった。
背中を撫でて、お尻の穴をくすぐって。
「止まらなくなっちゃう…。」
そう言いつつ抵抗しないから。
また四つん這いにさせて、30分くらいいかせ続けちゃいました。

終わってシャワーを浴びる時も、シャワーにいかされてたお姉さん。
この敏感な状態は、数日は続いてました。
当然私は、お姉さんに仕返しされることになるんですが、それはまた後日…。
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

秋葉原の彼女

初夏のある日、私は秋葉原に買い物に来ていました。
たまにここには来るんだけど、いつも目移りしちゃう。
今日もある程度買う物は決めて来たのに、たくさん並んだ商品を目の前にすると…。
あれもいい、これもいいで、決められなくなっちゃった。
そんなわけで、売り場をキョロキョロしてました。
すると、なんという(ゲフンゲフン
私と同じようにキョロキョロしてる女の子がいるじゃないですか。
その背格好といい、顔立ちといい、私の好みそのもの。
これだけかわいいと、やっぱり彼氏いるよなあ…と思いつつ、それでも声をかけてみます。
「あ、あの、秋葉原は初めて?」
「えっ?あ、うん、あまり来たことはないですね。」
「私も初めてなの(嘘だけど)。人も物も多くて、迷っちゃって。」
「そうなんですよね。私も少し困っちゃって。」
「ねえねえ、そしたら私と一緒に買い物しませんか?1人だと心細いし。」
「あ、ええ、いいですよ。私も助かります。」
やった、ナンパ成功♡
その後私は、彼女と一緒に買い物をしたり、食事をしたりして楽しみました。

それから1週間。
彼女とはその後、メールのやり取りをするようになって。
「またご一緒に食事とかいかがですか?」
って届いた時は、思わず浮き足立っちゃった。
そしてその日のランチを一緒にすることに。
彼女を見ているだけで胸がいっぱいになっちゃう。
「あんまり食べないんですか?」
「そんなことはないよ…。」
「ちゃんと食べないと、倒れちゃいますよ。」
「うん、ごめん。食べるね。」
さりげなく心配してくれる優しさ。
ああん、ますます好きになっちゃうよお。
楽しい時間は一瞬で過ぎていっちゃって。
「あーあ、仕事に戻りたくないなあ。」
「そんなこと言わないで。またご一緒してください。」
「うん、喜んで♡」
次があるなら、それまで頑張ろうって。
去っていく彼女をいつまでも見送ってました。

そしてまた1週間後の週末。
彼女からランチとお買い物のお誘いが。
暑くなってきたのもあって、私はミニスカートで行くことにしたの。
すると、やってきた彼女は、私以上に露出の多い服。
これは私に対するサービス?
可愛らしい下着や、胸の谷間とか、一緒にいると見えちゃうから。
彼女も私の視線には気が付いてたと思うけど、特に嫌な顔もしなかったし。
ますますキュンキュンした私、本性が出てきちゃった。
お買い物が思いのほか長くなったから、夕食も一緒にすることになって。
旅行の話から海の話になって、自然に水着の話に。
「私、水着姿になるの、苦手なんですよ。」
と彼女が言う。
「えーーー、どうして?そんなにプロポーションいいんだから、どんな水着も似合うでしょう?」
「あれの処理が苦手で…。」
「あ、ムダ毛ね。簡単だよ。今のカミソリは怪我もまずしないし。」
「そうなんだけど…。これでいいかな、って思っても、水着に着替えるとはみ出しちゃったりして。」
「それなら、全部剃って、ツルツルにしちゃえばいいのよ♡」
「ええっ、ツルツルなんて、恥ずかしいよ。」
「誰かに見せるわけじゃなし。簡単だし、案外気持ちよくて。」
「え?」
「あ、実はね、私、ツルツルなの…。」
「ええっ!?」
言っちゃった…。
でも、おかげで彼女もツルツルに興味を持ってくれたみたい。
「じゃあ、私もやってみようかな…。」
それを聞いた時から、妄想が止まらなくなっちゃった。

その次のデートは、ディナーでした。
夜になっても暑かったし、彼女のこと考えると濡れてきちゃうから、パンツが穿けない…。
なんてことで、わざとノーパンで行っちゃった。
スカートもミニだし、気づいてくれないかな、なんてドキドキ。
雌の匂いが漂ってきちゃいます。
食事はすごいおいしかったし、話もはずんで楽しくて。
おかげで時間が経つのすっかり忘れて、遅くなっちゃった。
なので、彼女を家まで車で送ることに。
「車持ってて、よかったあ。」
「本当に助かります。」
私のよかったと、彼女のよかったは、たぶん違う意味なんだけど。
彼女が助手席にいるだけで、嬉しくってたまらない。
だけど、もっとすごいサプライズが私を待ってたの。
「遅くなっちゃったし、よかったら泊まっていきません?」
そんな、断るわけがないですよお。

パジャマは彼女が貸してくれたので、それに着替えるんだけど…。
「あっ…。」
ノーパンなの、しっかり見られちゃった。
いざ見られると、やっぱり恥ずかしいい。
彼女はというと…。
「わ、本当にツルツルだあ。」
私のパイパンに釘付け。
そして彼女も穿いてたものを脱いじゃった。
「やっぱりうまくいかないんです…。」
ドキドキしながら見ると、だいぶ剃り残しがあるみたい。
初めてだし、怖がったのかなあ。
「私が綺麗に剃ってあげる♡」
「ええっ、恥ずかしいよ。」
「でもこれじゃ気になるでしょう?」
「うん…。」
って彼女を言いくるめて、ツルツルにすることにしちゃいました。
シェービングジェルを塗りたくると、さすがにくすぐったいみたいで笑い出す彼女。
でもいざ剃り始めると、じっとして動かなくなっちゃう。
私は少しの剃り残しもないように、じっくり彼女のあそこを観察…じゃなくて、丁寧に剃り剃りして…。
「できたああ。」
「本当にツルツルになっちゃった。」
2人でツルツルになったあそこを撫で撫で。
すると感じちゃったのか、恥ずかしくなったのか、急に離れちゃった。
一瞬、嫌われたかと思っちゃったけど、一緒のお布団で寝られたし。
翌朝に彼女が朝食の準備をしてる間、私は布団に残った彼女の匂いをクンクンしちゃった♡

その後、一緒に海に行く約束もしたんだけど、直前になってお互い用事ができて流れちゃった。
何回か食事にも誘ってくれたのに、私の仕事も忙しくなっちゃってだめで。
メールや電話はしてたけど、それもどんどん減っていっちゃいました。
そうこうしてるうちに夏も過ぎて、季節はすっかり秋に。
やっと仕事もめどがついて時間が作れたから、久しぶりに彼女に連絡してみたの。
だけど、食事デートも実現しなくて。
私、嫌われちゃったかなあ…。
不安になっちゃった。
でも彼女を想うと手はあそこに伸びちゃうし、気持ちよくなっちゃって。
やっぱり諦められない。
彼女も忙しいだけだから、と言い聞かせて、だめもとで週末デートに誘っちゃった。
すると…。
「あ、今週は大丈夫。いいですよ。」
やったああ。
「そしたら、せっかくだから私の家に泊まっていくとかは?」
「うん、行きたい♡」
きゃあああ♡
「その時、できたらお姉さまにお願いしたいことが…。」
え、お姉さま?
心臓が飛び出ちゃうくらいドキドキする…。
「また、ツルツルに、してほしいな、って…。」
「うん、してあげる。」
「あ、あと、逆にお姉さまのを、してあげたい、とか…。」
わ、恥ずかしいけど、されたいい。
「してして。そしたら今日から伸ばしておくから。」
「わ、わざわざ…。でも、はい、わかりました♡」
すごい楽しみ。
あんなことも、こんなことも、いっぱいして…。
週末が待ちきれないよおおお。

松茸狩り

小春日和のある日のこと。
俺は松茸狩りに来ていた。
去年は不作で、小さいのを1本しか取れなかったが、今年は豊作と聞いて、リベンジしに来たのである。
「ん、ここだな。」
指定された山に着いた俺は、早速斜面を登り始めた。
すると、前評判通り、1分もしないうちに松茸を発見。
「おおっ、かなり大きいぞ。」
慎重に根元を掘り起こし、松茸を採る。
八百屋で買ったら、軽く1万円はしそうな大きさだった。
「やったね。これ1本だけでも元は取れたぜ。」
でも、掘ってる最中に、実はもう1本見つけていた。
当然それも掘り出すと、さっきのと変わらないか、さらに大きい。
「いいね、いいね。」
さらに数分歩いただけで、またしても発見。
あっという間に、貰ったカゴがいっぱいになってしまった。
だからと言って帰るなんて選択肢はない。
背負ってきたリュックに松茸を移すと、次の松茸を探す。
あまりにたくさん見つかるので、時間を忘れて掘りまくっていた。

「ん?霧が出てきた?」
気が付くと、辺り一面霧に覆われていた。
あれだけ暖かかった気温も急に下がり始め、シャツでは少し寒い。
「山の天気は変わりやすいと言うけど、ここまでとはね。」
俺は今途中だった松茸を急いで掘り出した。
まだそばにある気がして名残惜しかったが、霧が濃くなるペースが早い。
実際、今続きを掘ってただけで、隣の木を見るのもやっとというくらいになっていた。
「これじゃ、もう探しようもないな。仕方ない、帰るか。」
俺は後ろ髪を引かれつつも、斜面を降りることにする。
途中、時計を確認したら、狩り始めてから3時間が経っていた。
「そんなに採ってたのか。どおりでリュックが重いわけだ。」
真面目に一生分の松茸を採ったのではないかというくらいに豊漁だった。
全部食べ切れそうにないし、同僚に少し売るか。
そんなことを考えながら歩いていた。
しかし…。
「おかしいな。俺、そんなに山を登ったか?」
10分経っても、20分経っても、道路に出ない。
確かに3時間山に入ってはいたけど、ほとんどの時間は掘ってる時間のはず。
いくらなんでも、こんなに登ったつもりはない。
「やば、道に迷ったか?」
霧が濃すぎて、1m先もロクに見えない状況に、俺は焦り始めた。
方向を間違えて道路のない斜面を降りてたとしたら、俺は完全に迷子だ。
駄目元で携帯を見るも、予想通り完全圏外。
「人口カバー率なんてインチキな数字、やめてほしいよ…。」
俺は携帯会社を逆恨みした。(←誤用)
全く出られる気もしなくなり、あと10分歩いて出られなかったら、ビバークすることにした。
あまりにとんでもない所に行ってしまうと、捜索してもらう時に見つからないからだ。
「農家のじいさんも、俺が戻って来ないことに気がついたら、警察とかに連絡してくれるだろ…。」
若干期待は薄かったものの、自分で連絡できない以上は、それにすがるしかなかった。

そうして、ちょうど10分が経った頃。
幸運にも俺は道路に出ていた。
道路がある以上は、どこか人がいる所に繋がってるはず。
山に入る時、左手の斜面を登ったので、俺はその道路を右に進んだ。
「この濃霧で車を運転したら、間違いなく事故るな…。」
山の中よりは薄いものの、まだほとんど視界はない。
陽もだいぶ落ちかけてるらしく、霧がなくても道路端を辿るのが難しかった。
慎重に歩き続けること30分。
前方に灯りが見えてきた。
車のライトとかではなく、民家のものだ。
俺は現在地を確認するのと、できればそこで泊まれるかを聞くために、灯りの方へと向かう。
いくら道を歩いてるとはいえ、このまま視界の無い中を歩き続けることは命に関わるからだ。
呼び鈴は見当たらなかったので、ドアに手をかける。
鍵は開いていた。
「すみません、どなたかいらっしゃいますか?」
大きめの声で、家の主を呼ぶ。
ややあって、奥から若い女性が出てきた。
「おや、こんな時間になって、お客様?」
「道に迷ってしまいまして…。」
「あらまあ。どちらからいらしたの?」
「大垣村の方から来たんですが…。」
「大垣村?わ、山の反対側じゃない。」
「え?」
彼女の言葉を聞いて、今度は俺が驚いた。
いくらなんでも迷いすぎだろ…。
トータルで4~5時間歩いたくらいで、反対側に出るものなのか?
しかし、ここで彼女が嘘をつく必要性がない。
ということは、本当に反対側まで出てしまったんだろう。
「それは参った…。大垣村に出るにはどうしたらいいでしょうか。」
「今からでは今日は無理ですね。見ての通りの霧で、夕方のバスも運休みたいですし。」
「では、申し訳ありませんが、お電話をお借りしてもいいですか?」
「申し訳ありません。ここって電気も水道も、電話も全く通っていないんですの。」
「は?」
今時、そんな場所があったとは。
いや、電気ならついてる…って、自家発電か。
遠くの方からカタカタと発電機が動く音が聞こえていた。
「弱ったな…。ここに泊めていただく、なんて、無理ですよね?」
「本当はご予約のお客様がいらっしゃる予定だったのですが、もうたぶん来られないと思いますので…。もし遅れてお見えになったら、ちょっと狭い部屋になってしまいますけど、それでもよければどうぞ。」
ここは民宿だったのか。
電話も来てなくて、どうやって予約を取るのか不思議だったが、今はそんなことは関係ない。
「すみません、ぜひよろしくお願いします。」
民宿だというのは不幸中の幸い。
最低、布団には寝られるだろうと胸を撫で下ろした。

「お食事の準備ができました。」
「わお、ものすごい豪勢な…。」
「4人分の食材ですからね。どうぞ遠慮なさらず。」
テーブルの上には、文字通り山のように料理が並んでいた。
「そう言えば、どうして山を越えて?」
「いやあ、大垣村から松茸狩りをしに入ったんですよ。」
「あらま。採れましたか?」
「ええ、それはもう。超大漁でした。」
「ふふ、それはよかったですね。あ、早速召し上がってみます?炭、お持ちしますよ。」
「おお、お願いできますか?」
俺はいったん部屋に戻り、カゴに入ってた松茸を持ってくる。
「土、軽く流してきますね。」
女将さん…と言うには見た目若すぎだけど、彼女はそれを受け取り、いったん厨房へ引っ込む。
ややあって、彼女は炭と松茸を持って戻ってきた。
「あと、こちらも…。」
彼女はにっこり笑うと、一升瓶を持ってくる。
「いいですねえ。」
炭で焼く松茸の香りは最高だ。
手で割いたかけらを枡に放り込むと、彼女がお酒を注いでくれた。
「うまいっ。道には迷ったけど、来てよかったあ。」
「ふふふ。」
「そうだ、ぜひあなたも。」
どうせ食べきれないほどある。
緊急時に泊めてくれたことに感謝して、お裾分けすることにした。
「そんな、お客様がせっかく採ってきた戦利品ですのに。」
「いやいや、たくさんありますし、ちょっとした気持ちですから。」
「そうですか?ではいただきますね。」
彼女はそのうちの1本を焼いて口に入れると、満面の笑顔になった。
「わ、本当においしい。」
その笑顔が見られただけで、俺はよかったと思えた。

食事の後はお風呂。
天然の温泉がかけ流しになっていて、山を歩いた疲れなんてあっという間に吹き飛ぶ。
場所自体はこの上なく不便だけど、予約までして来たいという人の気持ちがわかった気がした。
「女将さんも美人だし…。」
和装の襟元から覗く白い肌に、少しいけない妄想をする。
お風呂は露天のもあるとのことだったが、さすがにこの天気と時間では何も見えないだろう。
晴れた昼間なら、紅葉も楽しめたかもしれない。
「最高だなあ…。今度はちゃんと予約して来よう。」
充分に堪能し、風呂から上がる。
いけない妄想のおかげで元気になってたものをなだめてから、部屋に戻った。
もちろん、布団も準備済み。
テレビもないようなので、おとなしく寝ることにする。
いつの間にか発電機の音も止まり、完全に無音の世界で、かえって寝られなかったが。
仕方ないので、風呂での妄想の続きをしながら、自家発電して寝よう…。
布団の中で、もぞもぞし始めたその時だった。
コンコン…。
「は、はい?」
突然の柱をノックする音に、俺は慌てた。
布団の中で脱いでしまったパンツを穿き直そうとしたが、こういう時に限ってうまくいかない。
返事をしてしまったために彼女が襖を開けてしまったので、布団から出るわけにもいかない。
「何の用でしょうか。」
少し裏返った声で聞く。
「寒く、ないですか?」
「えっと、そうですね、少し?でも布団に入っていれば、」
「急に冷え込んでしまったので、石油ストーブの準備もしていませんで。お客様が寒いといけないので…。」
彼女はそう言いながら、布団の端に座る。
「は、はあ…。でも大丈夫」
「お客様さえよければ、人肌で暖めさせていただきますので。」
「かと…って、ええっ!?人肌って…。」
「私、体温高いんですの。だから、湯たんぽの代わりに。」
「…あなたを抱け、ってこと?」
「嫌でしたら、ごめんなさい。」
「そうじゃないけど、俺、男ですよ?」
「わかってます。」
なんか、妄想してたことが現実になりつつある…。
ん?それとも俺は夢でも見てるのか?
疲れてたからきっと一瞬で寝てしまって、都合のいい夢を見ているんだ。
ならば…。
「では、お願いします。」
「はい。かしこまりました。」
彼女が俺の寝ていた布団に入ってくる。
寝巻き代わりの浴衣が、彼女をまた色っぽく見せる。
襟から覗く胸の谷間をはっきり見てしまって、俺は自分の状況を一瞬忘れてしまった。
「あら?」
「え?あっ…。」
彼女が俺の下半身を凝視していた。
もちろん、あれはこれ以上ないくらい元気で。
言い訳も思いつかず、俺は完全に固まってしまう。
「すごい、お元気。」
数秒の間の後、彼女はボソッと呟いた。
「す、すみません。」
咄嗟に謝る。
いや、しかし、布団に入ってきたのは彼女だし、こんな姿を見せられて、元気にならないのは男じゃない。
そもそもこれは俺の夢の中だし。
ようやくそんなことを考えられるようになった時には、彼女は平然と俺の横に寄り添っていた。
俺は彼女に手を添え、布団に寝かせる。
そのせいで浴衣がはだけたので、ついみとれていると、
「浴衣、脱がせてくださっても、全然構わないですよ。」
俺の考えはすっかり読まれていた。

夢にしては、やっぱりリアルすぎだよな…。
彼女のおっぱいは柔らかくて、こんな綺麗な人がいるんだというくらい美しかった。
大きすぎず、小さすぎず、理想のおっぱいというのは、彼女のおっぱいを言うに違いない。
見て、触って、素敵だったけど、彼女の反応も最高だった。
すごい敏感な彼女は、そっと触れただけでも恥ずかしそうに喘ぐし、舐めたりすれば色っぽくよがる。
AVのような演技ではない、本気で感じてる姿に、早くも爆発寸前にまでなっていた。
これ以上進めてもいいのだろうか。
これはもう夢ではないと腹をくくった俺は、そんなことを考える。
だいたい、こんなこと予想すらしてなかったから、ゴムなんて持ってきてるはずもない。
しかし、ここで我慢できるほど、俺は聖人でもないわけで。
迷いに迷っていた、その時。
「そのまま、来てください。」
彼女が小さな声で言った。
そこで問い返すような野暮はしない。
なるべく彼女に負担をかけないように、ゆっくりと俺は押し進んでいく。
一瞬、苦悶の表情をしたものの、押し殺すような喘ぎ声が俺を後押しする。
1分近くかけて、俺と彼女は一番奥深くで繋がった。
彼女は無言でこくんと頷く。
俺は彼女にキスしながら、腰をくねらせ、彼女の中をかき回す。
「ああんっ。溶けちゃう、気持ちいいのっ。」
たまらず、はっきり快感を告げる彼女。
俺は全力で彼女を感じさせ、自身もまた快感の山を登っていく。
むしろ溶けそうなのは俺の方だった。
彼女の中は熱く、蕩ける気持ちよさで、自慢できるほど経験はないが、今までで抱いた女性とは比べものにならないくらい最高だった。
彼女も感じて、俺のものを締め付けてくるおかげで、そんなに長く我慢なんてできない。
まだいきたくなくて動きを止めても、彼女の方から求めてくるから意味がなかった。
「もうだめだ、いくっ。」
「私も、いっちゃう、いっちゃううう…。」
俺は彼女の一番奥に、大量の分身を注ぎ込んでいた。

気がついたら、もう朝になっていた。
昨夜のことは夢だったのか…。
しかし、布団に残る彼女の香りと、絶対に俺のものではない長い髪の毛を見つけて興奮する。
何より、左胸の上の方に付けられたキスマークが証拠だ。
服を着れば目立たない場所というのも心くすぐられる。
彼女のことだから、そういう場所を選んでくれたに違いない。
若干の妄想をしつつ身支度をしていると、
「朝食の準備ができました。」
と呼びに来てくれた。
ご飯は、昨夜彼女にお裾分けした松茸を使ったのだろう、炊き込みご飯になっている。
昨夜の部屋でのことを思い出して、ついつい彼女に見惚れていると、彼女も恥ずかしそうに俯いてしまった。
「あ、あの、冷めてしまうから…。」
「あ、ごめん。」
言葉数は少なかったけど、幸せな気分で朝食を摂る。
彼女の反応から、昨夜のことは触れない方がいいのだろう。
いい旅の思い出、ということにしよう。
「あ、そうだ、朝のバス」
「あの、バスの時間…」
同時に同じことを言おうとして、つい笑い出す。
「朝のバスは、8時20分頃、すぐそこのバス停から出ます。それを逃すと、次はお昼になってしまいますので…。」
「ん、わかりました。ああ、あとここの宿泊代ですけど。」
「あ、それはもういただきましたから、大丈夫ですよ。」
「え?」
これにはさすがに面食らう。
いつの間に払ったっけ?
昨夜酒は飲んだが、記憶をなくすほどではない。
訝しんでいると、彼女が炊き込みご飯を見せる。
「これ、ですよ。」
「あ、ああ、松茸…。でもそれはいっぱい採れたからお裾分けしたのだし、そもそも急に泊めてくださることになったから、そのお礼でもあるわけで。」
「でも、あんなにたくさん…。買えば1つ1万円は下らないものですよ。」
「うーん…。」
「それに…。」
急に彼女が顔を赤くした。
「あなたの松茸までいただいてしまいましたから…。」
「あ…。」
彼女の口からそういう言葉が出るとは思わなかったから、再びびっくり。
「あ、あの、どうでしたか…?」
慌てすぎて、聞かなくていいことを聞いてしまった。
おかげで彼女はすっかり俯いてしまう。
「と、とっても、気持ちよかった…から…。」
ここの静けさでもかろうじて聞こえるかというくらい小さな声で彼女は答えた。
そんな彼女の姿があまりに愛おしくて、俺は彼女を抱きしめていた。
唇を奪うも彼女は抵抗しなかった。
だから俺は彼女を抱きかかえて、部屋へと連れていく。
まだ布団は敷きっぱなし。
彼女をそこへ寝かせると、俺の首に手を回しておねだりしてくる。
朝のバスのことなんて、もうどうでもよかった。
彼女の服をはだけると、あの美しいおっぱいに吸い付く。
その間に彼女は、器用に俺の着ていた服を脱がせていた。

朝から俺たちは激しく求めあっていた。
まるで久しぶりに再会した恋人同士のように、何度も何度も。
朝のバスどころか、昼のバスの時間も過ぎ、陽が傾き始める。
正常位で、後背位で、さらには柱に手をついて立ったままで。
もう出なくなるまで、彼女の中に分身を注ぎ込む。
エッチ中の彼女は俺の心を掴んで離さない。
表情も仕草もすごい恥ずかしそうにするのに、行為自体はすごい大胆で乱れまくる。
俺のものが気持ちよくてたまらないようで、いつまででもこうしていたいって腰をくねらせるのだ。
そして俺も、彼女の中が気持ちよすぎて、やめられなくなっていた。
とはいえ、体力を使う行為には違いなくて、そのまま夜まで…というには無理がある。
あれは元気でも分身はもう出ないし、文字通り腰が立たなくなった。
彼女も同じらしくて、抱き合い、繋がったまま動けなくなる。
「私、あなたのこと、好きになっちゃったみたい…。このまま、帰したくない、です…。」
喘ぎすぎて少しかすれた声で、彼女は言った。
あまりに嬉しい申し出だけど、さすがに帰らないわけにはいかない。
「また、すぐ来るから。それまで、待っててくれないか?」
「はい…。いつまででも待ってますから。必ず来てくださいませ。」
俺は残った力を振り絞って、彼女の一番奥を突き上げる。
もう出なくても、あれが元気なら彼女をいかせることはできる。
そしてその願い通り、彼女はひときわ長い喘ぎ声をあげ。
一番深い絶頂を迎えて失神した。

俺が夕方のバスに飛び乗ったのは、そのたった30分後のこと。
まだちゃんと意識の戻らない彼女にキスを残して、宿を飛び出したのだった。
麓の駅まで1時間ほどと言うので、俺はバスの中で一眠りする。
夢の中でも彼女は俺に微笑みかけてくれていた。
いつの間にかバスは目的地に着き、運転士に起こされる形でバスを降りた。
急いで昨日の農家に電話をして、無事であることを伝える。
案の定、農家の爺さんは、すっかり俺のことなど忘れてたようだったが。
しかしそんなこともどうでもよくなっていた。
電車に乗っても俺は彼女のことを考えていた。
家に着いてももちろん彼女のことが頭から離れない。
どうも俺も彼女のことが好きになってしまったらしい。
その夜、彼女の夢をしっかり見て、俺はパンツの中に分身を放出した…。

それからというもの、ことある毎に俺は彼女のことを思い出していた。
彼女のことを考えると、あれがどうしようもなく元気になってしまう。
全然関係ない女子社員のいる前で、大きくしてしまったこともあるが、こればかりは不可抗力だ。
一方で、どんなAVを見ても大きくならなくなってしまった。
クライマックスのいやらしいシーンを見ても、ただの演技にしか見えなくて、冷めてしまう。
俺はもう彼女なしではいられない…。
そう考えた俺は、仕事が一区切りついたある日、辞表を提出する。
そしてその足で俺は、電車に飛び乗っていた。

運よく夕方のバスにも乗れて、揺られること1時間あまり。
1回しか来たことがないのに、妙に懐かしい思いがする。
そこから宿まで歩いて10分ほど。
突然来たら迷惑だったろうか。
宿泊客が先にいたら、最悪追い返されるかもしれなかった。
もしそうなったら、今乗ってきたバスでトンボ帰りだ。
バスの停車時間は30分ほどだから、あまり余裕はない。
宿に近づくにつれて、胸のドキドキが激しくなっていく。
ドアに手をかけ、彼女を呼んでみた。
「こんばんは。いらっしゃいますか?」
一瞬の間。
「あっ…。」
遠くの方から聞こえる彼女の声。
そしてパタパタと足音を立てて、彼女は走ってきた。
無言で抱き合う俺と彼女。
どれだけの間そうしていただろうか。
ハッと彼女が我に返る。
「ごめんなさい、お疲れでしょう?入ってくださいな。」
「今夜はお客さんは?」
「今夜は誰も。」
「そっか。それはよかった…と言ってもいいのかな。」
「邪魔者がいないから、ですか?」
「あはは。バチが当たるよね。」
「いいえ。今夜は幸いなことに、邪魔者はいないです。」
上がる前にもう一度抱き合い、キスする。
それだけで俺のものは元気になってしまった。
「ふふふ。こちらはまた後で…。」

部屋に通された俺は、浴衣に着替える。
宿泊客の予定がなかったため、食事の準備がかかると言うので、先にお風呂に入ることにした。
前回入らなかった露天風呂。
周囲に灯りらしい灯りが全くないここから空を見上げると、そこには吸い込まれそうな星の海があった。
時を忘れて見惚れていると、彼女がお盆にお酒を乗せてやってきた。
「星を見ながら一杯、いかが?」
「お、いいね。そうだ、一緒に入らない?」
「え、えっと…。はい、ご一緒させてくださいな。」
小さな声で答え、お盆をお湯に浮かべたあと、パタパタと駆けていく。
恥ずかしそうな反応、そして大胆な行動はやっぱり変わらなかった。
しばらくしてやってきた彼女は一糸も纏っていない。
この暗がりではよく見えないだろうと思ってだろうか。
しかし、星明かりに慣れた俺の目には、彼女の白い裸体が割とはっきり見えていた。
じっと彼女の身体を見つめているとさすがにわかったのか、急に恥ずかしそうに手で隠そうとする。
しかし彼女の美しい身体はそんなことでは隠せない。
むしろそんな反応にかえって興奮してしまい、俺のものは爆発寸前だった。
無駄な抵抗を散々した挙句、やっと諦めたのか、彼女は俺の隣に寄り添うように入ってきた。
お猪口にお酒を注ぎながら、彼女は感慨深げに言う。
「私、あの日から、ずっとこの時が来るのを待っていました。」
「そっか。遅くなってごめん。」
「ううん、約束通り、来てくださいましたもの。」
彼女の声が少し震えている。
泣いているようだった。
俺はそっと彼女の肩を抱いた。
しばし流れる沈黙。
でもお互いの気持ちは言葉にしなくても流れ込んでくる。
もう、彼女を離さない…。
俺は心に決めていた。

不意に下半身に感じる快感に、俺は声を出しそうになる。
どうやら、落ち着いたらしい彼女が、俺のものにちょっかいを出し始めたようだ。
それなら、と俺も彼女の股間に手を伸ばす。
彼女も予期していたのか、わざわざ触りやすいようにしてくれていた。
お湯の中なのに、彼女のそこははっきりわかるほどヌルッとしている。
俺のことを思って濡らしてる…。
ますます元気になる俺のもの。
それを彼女はさも愛おしく撫で続けた。
このままではお湯の中に出してしまいそうだったので、俺は彼女の後ろに回り、両手でおっぱいを揉む。
「あんっ…。」
静けさを破る彼女の喘ぎ声。
早くも乳首は固く尖り、もっと触ってと言っているかのよう。
暗闇の山の間に、彼女のかわいらしい喘ぎ声だけが響き渡り、彼女はその快感のためにゆらゆら揺れだした。
いつまでもおっぱいを揉み、乳首をこねくり回していたら、さすがに彼女も焦れたのか、恥ずかしそうにおねだりしてきた。
「いじわる、しないでくださいませ…。」
「ごめん、ごめん。じゃ、いくよ。」
俺はそのまま後ろから、彼女の中に入れようとする。
彼女も身体を浮かせ、お尻を突き出して、入りやすいようにしてくれた。
数秒後、俺と彼女は一番奥で繋がっていた。
夢にまで見た、彼女のここ。
この蕩けるような気持ちよさは、あの時のまま…いや、あの時以上かもしれない。
俺は我慢できず、彼女の中で激しく暴れた。
一番奥を突き上げる毎に、彼女は喘ぎ、乱れていく。
「気持ちいいっ。気持ちよすぎて、おかしくなっちゃうう。」
「おかしくなっちゃえ。俺も気持ちいいっ。いくらでもこうしていたい。」
「嬉しい…。いっぱい、して…。いつまでも、何回でも。」
そして俺は彼女の中に分身を大量に注ぎ込む。
それでも元気なままだったから、抜かずの2回戦で彼女をとことん乱れさせた。
「やあん、気持ちよすぎるのお。いっちゃう、またいっちゃううう。」
敏感な彼女の身体は、いき始めると止まらなくなるようだった。
俺が2回目を注ぎ込むまでに、軽く数十回はいったんじゃないだろうか。
完全に俺に気を許してるせいもあるのか、その乱れ方は先日とは比べ物にならないほどすごい。
おかげで背中のゾクゾク感が止まらず、2回注ぎ込んだというのに、まだまだ元気なままだ。
「はあっ、はあっ…。あ、あの、お食事…。」
「あ、そうだった。」
1時間以上もしておいて、今更のように思い出す彼女。
性的欲望には勝てない、というようなところがまた俺の心をくすぐった。
それこそ時間はたっぷりとある。
俺は彼女の中から自分のものを抜いた。
途端に崩れ落ちそうになる彼女を支えて、仲良く風呂場を後にした。

先日のような豪勢さはなかったけど、食事はどれも愛のこもった素晴らしいものだった。
それを彼女が食べさせてくれたりするのが、恥ずかしいけど嬉しい。
「まるで新婚夫婦みたいだね。」
何気なくそんなことを言って、2人揃って耳まで赤くなったり。
でも実際、新婚夫婦気分だったのだから仕方ない。
これで、実は会うのが2回目、時間にしてたったの2日間だけ、と言っても誰も信じないだろう。
でも不思議なことに、そんな短時間しか一緒にいないということが、自分たちでも信じられないくらいに、お互いのことがわかるし、好きで好きでたまらなかった。
「すごいおいしかったよ。」
「お粗末さまです。」
彼女はテーブルを片付けながらも、どこか楽しそうだった。
そもそもこの宿には、どれだけの頻度で客が来るのだろうか。
少なくとも毎日ではないのだから、今日のように普段なら1人きりの日もあるわけだ。
テレビも電話もなく、1人きりで過ごす時間…。
「寂しくない?」
「ん?いいえ。あなたがいてくださるもの。」
「いや、そうではなくて…。」
聞く必要もなく、寂しくて当たり前だ。
その裏返しが、今の彼女の姿なんだ。
「これからは、ずっとそばにいるから。」
「本当!?わ、すごい嬉しいっ。」
彼女が思わず抱きついてくる。
そんな彼女を、俺は力一杯抱きしめた。

部屋に敷かれた2組の布団。
そのうちの1組で、俺と彼女は寝ている…というより、抱き合っていた。
もちろん、2人とも全裸。
部屋は少し寒いくらいだったが、2人の身体からは湯気が上るほど。
「あん、ああん…。」
「はっ、はっ、はっ。」
心も身体も離れていたくない。
それを具現化するように、俺のものは彼女の奥深くまで貫いている。
本当に不思議なことに、彼女とこうしていると小さくならないのだ。
だから思う存分彼女を突き上げられるし、彼女はそれで何度もいった。
すぐ恥ずかしがるから自分で認めたくないんだろうけど、彼女の性欲は決して淡白ではない。
むしろ俺の性欲をも上回るのではないかというくらい、貪欲な方だ。
俺だって性欲は強い方だと思っているから、彼女は相当なスケベということになる。
しかし普段ここでの人との接触も少ない暮らし、彼女の性欲が満たされることはほとんどなかったに違いない。
たまに泊まりにくる若い男性を心待ちにして、チャンスがあれば俺の時のように声をかけていたのかもしれなかった。
「でも…。」
「はい?」
過去の男なんて関係ない。
そんな中でも俺との行為は飛び抜けて最高だったのだと、俺は信じていた。
それは再会した時の彼女の反応でもそう思う。
俺を、ただの客として扱わなかったからこそ、長い時間玄関で抱き合っていたし、他の客を邪魔者と表現したのだ。
ずっとこの時が来るのを待ってた…彼女のあの言葉は本心だ。
「何十回でも、何百回でも、いかせてあげるから。」
「やあん、壊れちゃう…。でも、嬉しい…。」
恥ずかしそうなのに貪欲で、行為は大胆。
彼女のそんなギャップのある仕草の全てが愛おしく、俺を興奮させる。
彼女の身体はどこも敏感だけど、特にあそこの一番奥、子宮頸部付近を刺激すると、一番激しく乱れる。
噂に聞くポルチオ性感帯だ。
「前からここ、感じるの?」
そこを突きながら聞いてみる。
「ああん、あなたにそうされるまで、こんなに感じるなんて知らなかったのお…。」
どうしようもなく乱れながら、彼女はそう答えた。
だとすると、前回来た時に俺が偶然開発したということ。
「そうなんだ。嬉しいな。」
こんこんこん…。
「だめえ、またいっちゃうっ。」
この刺激を彼女は我慢することができない。
面白いように何度でも、簡単に、でも深くいってしまう。
深すぎて失神することもあれば、だらしなくお漏らししてしまうことも。
「あああ、こんな…。」
彼女の白い身体が全て真っ赤になるほど恥ずかしそうにする。
それでも、身体はまだ続けてと言わんばかりに俺を誘惑し続けた。

そのうち彼女が何回いったのか、さすがにわからなくなる。
男冥利に尽きるってやつだけど、こっちの分身には限界があるから。
最後まで一緒に、とはいかないのが残念だ。
でも、トレーニングでもすればいつかは…。
俺はこっそり誓う。
その夜何回目か、彼女を失神させたところで、俺も彼女と寄り添うようにして横になった。
離れたくないけど、繋がったままじゃ、気持ちよすぎて寝られなくなりそう。
仕方なく俺は、自分のものを彼女の中から引き抜く。
彼女の中から漏れ出てくる俺の分身。
すごいいやらしいし、彼女の中に注ぎ込んだという事実を再確認できて、妙に興奮した。
一方で、妊娠するかな?とも考える。
もし妊娠したら…。
もちろん、逃げも隠れもするつもりはない。
ただ、順序的にはその前にプロポーズしないとなあ。
やっちゃって、できちゃったから、仕方なく、みたいな印象を持たれるのは嫌だし。
ただ、いざプロポーズ、と考えると、どんな風にしたらいいか、迷ってしまう。
こんなにも好きだし愛してるけど、事実として会っている時間が短すぎた。
彼女がどんなことを好きなのかとか、まだまだ知らないことが多すぎる。
「焦らなくてもいいか…。」
そんな何年も先ではないけど、今日明日にということもない。
まずは彼女のことをもっと知らないと。
俺はいろいろ考えながら、眠りについた。

その晩、俺は妙な夢を見た。
「松茸よ。もっと大きくなあれ。もっとおいしくなあれ。」
彼女がそう歌いながら、俺の股間の松茸に水のようなものをかけている。
すると、むくむくと俺の松茸は大きく成長し、AV男優も真っ青なくらい立派なものになった。
それを彼女は、
「いただきまあす。」
と言って、パクパク食べ始めたのだ。
比喩ではなく、本当に…。
そこで目が覚めて、俺は思わず隣に寝る彼女を見る。
とても幸せそうな顔で寝ている彼女を見ていると、さっきの夢は何だったのか、という気になった。
そう言えば、俺と彼女の仲は、松茸が取り持ったも同然だった。
松茸狩りに来て、道に迷わなかったら、そもそもここには来ていない。
そしてあの時、奇しくも彼女は俺のものを松茸に例えたんだっけ。
今年の松茸狩りのシーズンは終わってしまった。
来年とか、彼女と2人で行ってみるのも楽しいかも。
そんなことを考えていた。

「今夜は邪魔者が来ちゃうので…。」
民宿の女将だというのに、完全に宿泊客を邪魔者扱いする彼女。
今はとにかく俺と2人きりを楽しみたいらしい。
「でも今夜の客が済めば、しばらくは予約入れてないんだろう?」
「ええ。来週予約したいとお手紙くださった方には、お断りのお手紙を出しましたし。」
「なら、今夜だけはちゃんと接客しなくちゃ。」
「はい、そうですね。」
郵便という手段で宿泊客とやり取りする以上、昨日の今日では断りようがない。
俺が来るだいぶ前から今夜の客は予約を入れていたらしいから、こればかりは仕方ない。
「俺も何か手伝おうか。」
「いえ、大丈夫ですよ。実際、特にやっていただくこともありませんし。」
彼女1人でやってただけあって、いろんなことがきっちり計画的に行われていた。
当日やるのはせいぜい炊事くらいなもので、カップラーメンくらいしか作れない俺の出番は、そこにはない。
「あ、布団を干そう。」
昨夜俺たちが寝たのは、客間の布団だ。
干してカバーを付け替え、押し入れにしまうくらいはしておかないと。
「んー、そうですね。お願いします。」
やっと仕事が見つかって、早速取りかかる。
彼女が吹き出したいろんなもののシミがちょっとできてたが、カバーさえ替えればわからない。
匂いはファブリーズでなんとかなるだろう。
「あの、恥ずかしいですから、あんまり見ないで…。」
布団のシミを見ていたのがわかったのか、彼女は耳まで真っ赤にしながら言う。
求めるのはすごい大胆なのに、ちょっとしたことをすごい恥ずかしがるのが、すっかり萌えポイントになっていた。
「ふふ、わかったよ。」
ちょっといじめるのも楽しそうだけど、それは客の来ない夜にしよう。
俺は任された仕事を手抜かりなく進めていった。

その夜。
俺は彼女の居室の6畳間で一緒に寝ることになった。
彼女は狭くてごめんなさいと言うが、本来はどの家でもこんな広さだろう。
宿の客間が広すぎるだけだ。
彼女はあの声が大きいので、今夜はいたずらもご法度。
のはずだったのだが…。
一度覚えてしまった快感と、彼女の強い性欲がそれを許さなかった。
あくまで恥ずかしそうにするのだけど、彼女のお尻は俺のものと密着している。
俺は彼女が大声で喘がない程度に、彼女を貫いた。
タオルを咥えて声を我慢する彼女は、すごいいじらしいのだけど、腰の動きはやっぱり貪欲だった。
結局、彼女は俺のものを深く迎え入れた状態で何度かいき、気を失うようにして眠りにつく。
もちろん、俺の分身を一番奥に受け入れて…。
昨夜と違って、1回しか放出しなかったものの、俺は精を吸い尽くされたかのような気がして、動けなくなっていた。
彼女のあそこは回を重ねる毎に気持ちよくなってる気がする。
まるで俺の分身を搾り取るために、俺にとって一番気持ちいい形にあそこが変化しているような…。
実際、絶頂が深くなってるのは彼女だけではなかった。
「そのうち、完全に腰抜けちゃいそう…。」
俺はやっとの思いで身体を起こすと、彼女に布団を掛け直した。
彼女の寝顔は俺だけの宝物だ。
しばらくそれを堪能してから、俺は彼女の横で眠りについた。

明け方だろうか。
俺は前の晩と同じ夢を見た。
「大きくなあれ。おいしくなあれ。」
俺の松茸は、それは立派にそびえ立っている。
それを彼女は満面の笑みを浮かべて…。
ふと、俺は股間に快感を感じて目を覚ます。
見ると、寝ぼけた彼女が俺のものにキスするような格好で寝ていた。
「これのせいか…。」
前の晩はともかく、今回は本当に食べられていた、という…。
客が帰ったら、彼女に話して反応を見よう。
俺はちょっと楽しみになった。
そして朝のバスで客が帰った後のこと。
「えっ、嘘…。いや、恥ずかしいよ…。」
思った通り、全身が真っ赤になるほど恥ずかしがる。
そして、その恥ずかしさがどうやら彼女のエッチのスイッチを入れるらしい。
急に目つきが色っぽくなり、俺のものを求め始めた。
「そしたら、お詫びにその続きをさせてくださいませ。」
何がどうお詫びで、続きなんだかわからないが、俺は彼女に任せることにする。
布団に寝かされると、彼女は俺の足元にしゃがみ込んだ。
股間に走る快感。
見ると、彼女は俺のものを口に奥まで頬張っている。
いわゆるフェラチオだ。
彼女のいじらしい姿に、俺は胸を熱くした。
恥ずかしそうに、ややぎこちない感じだけど、一生懸命舌を絡め這わせる彼女。
その表情はすごいいやらしく、俺を激しく興奮させた。
「ああ、もう出そう…。」
俺はもうやめてもらおうと身体を起こしかける。
しかし彼女がそれを許さなかった。
一気に高まる快感。
「やば…。」
俺は彼女の口の中に、分身を放出してしまった。
しかし彼女は、あろうことかそれを飲み込んでしまう。
飲精…AVの中だけのことだと思っていた。
それを実際に彼女がしたことは驚きだった。
そして何より、俺はさらなる興奮を覚えていた。
「あなたのこと、愛してるから…。あなたのものは、全て受け止めたいのです。」
彼女はトロンとした目をして、そう俺に言う。
俺は体勢を入れ替えて、彼女を寝かせた。
大きく股を開かせて、その中心部を見つめる。
フェラチオで自身も興奮していたらしく、そこはキラキラ灯りを反射するほど濡れていた。
「いや、見ないで…。」
しかし言葉とは逆に、彼女の足はもっと見てとばかり、無防備なM字に開かれている。
そのままそこに顔を近づけ…。
「ああん…。」
甘ったるい喘ぎ声をあげる彼女。
フェラチオしてくれたお礼に、俺は彼女のそこを舐め回す。
いわゆるクンニリングスだ。
思いのほか気持ちよかったのか、反射的に俺の頭を押さえつけて、自分の股間に密着させていた。
それを拒否ではなく歓迎と判断した俺は、知ってる限りのテクニックで彼女のそこを舐める。
彼女のピンク色の小さな芽は剥き出しになり、ひくひくと震えていた。
「いやあん、いっちゃううう。」
そのタイミングで、俺は彼女の芽を吸い出し、舌を絡め回す。
彼女は絶頂を迎えると同時に、俺の顔に何かを大量に吹きかけた。
それにびっくりして思わず顔を離してしまったから、かえって顔全体に浴びることになってしまった。
特に匂いもない、温かい体液。
それを俺は潮だと判断した。
もっとも彼女はまた失禁したと思い込み、すごい恥ずかしそうにしている。
「これ、潮だよ。」
「潮、ですか?」
「うん。女性がすごい感じた時に、勢いよく吹き出ることがあるんだ。つまりこれは、いっぱい感じてくれた証。だから俺は嬉しいよ。」
「そう、なんですか。やっぱり恥ずかしいけど、私もなんか嬉しいです。本当にすごい気持ちよかったし。」
俺は彼女のそこをペロペロ舐めて綺麗にしてあげた。
彼女もまた、俺の顔をペロペロ舐めて、自分の潮を舐めとる。
そんな行為が、再び2人を興奮させていった。

近くに民家もないことをいいことに、俺はこの日1日、服を着ないで過ごすことを提案する。
幸い気温は高めで、陽が落ちるまではそんな格好でも苦にならないだろう。
「ええっ、恥ずかしすぎますよう…。」
耳まで真っ赤になり、口を尖らせて抗議する彼女。
でも実際には彼女の方がノリノリだ。
食事の準備は裸にエプロンだけ。
実際に目にして、こんなにもそそるものなんだと再認識する。
彼女はあえてその身体を俺に見えやすいように、立ち振舞ってくれた。
だから、俺のものはすっかり元気。
食事のあと、後片づけをする彼女を後ろから貫く。
「だめですよう…。」
そんなことを言うけど、むしろお尻を押し付けて抜けないようにしてるのは彼女の方だ。
俺のものが彼女の一番奥、ポルチオ性感帯を刺激するたびに、彼女は身体を震わせて喘ぐ。
「そこ、気持ちいいの。あなたのが、すごい気持ちいいっ。いっちゃうようっ。」
彼女の締め付けもすごくて、俺は半ば搾り取られるようにして、彼女の中に分身を注ぎ込む。
体勢的に抜かずの、とはいかなかったから、いったん離れたけど。
あそこから垂れる俺の分身を、指で掬い取って舐める彼女の姿に、俺は興奮せざるをえなかった。

客が使った布団を昨日と同じく干す。
彼女も使ったタオルなどを洗濯して、干していく。
干すのは庭だから外だけど、決めた通り2人とも裸のままだ。
なぜこんなにも俺のものは元気なままなんだろう?
干し終わるが早いか、俺は庭で彼女を抱きしめる。
俺のものは彼女の下腹部に押し付けられていた。
「本当にすごい元気…。」
家の壁に彼女の片足をあげさせて、アクロバティックな体勢で繋がる。
不安定な分、ちゃんと気持ちよくさせてあげられなかったものの、繋がったところが白日の下に晒されるのは、この上なく恥ずかしかったようで。
それは次の彼女の興奮へと繋がっていく。
俺を縁側に座らせて、太陽の下でのフェラチオ。
彼女の裸体が陽に照らされて輝く。
俺は彼女のおっぱいに手を伸ばし、彼女にも快感を分けた。
乳首をこねくり回すと、
「ちゃんと舐められなくなっちゃう…。」
トロンとした目で抗議された。
そのうちまた快感が高まり、もうすぐ出そうとなった時。
「私の中に出してっ。」
彼女は俺の膝の上に乗ってきた。
対面座位だけど、下が木の板で硬くて、俺は動けない。
しかし彼女が腰をくねらせ、あそこを締めたり緩めたりを繰り返したから、俺のものはあっけなく限界を超えた。
「ううっ、出るっ。」
「いっちゃうううう。」
しっかり彼女の奥へと注がれる分身。
これで彼女の中に何回注ぎ込んだのだろうか。
思いのほか、彼女が妊娠する日は近い気がしてきた。

これだけ出しているのに、相変わらず俺のものが元気なままなのに、俺自身少し驚愕していた。
愛する人が目の前にいて、いやらしい姿を見せ続けてくれるのだから、性欲が続くのはまだわかる。
しかし、今まで出せば必ず小さくなったものが、全くと言っていいほど小さくならない。
もっと厳密に言ってしまえば、放出した後の賢者タイムがほとんどなかった。
男の生理として、これはかなりの異常事態だ。
しかし…。
「ああん、あなたのすごすぎるよお。私の一番奥をコリコリし続けてて。溶けちゃう。おかしくなっちゃうう。」
これのおかげで彼女に狂おしいほどの快感を与えられるのも事実だった。
彼女が見せるいやらしさと、身体の相性の良さで、こんなことも起きるんだと自分を納得させることにする。
彼女が気持ちよさそうにしてくれるのは、何にも替え難い嬉しさでもある。
同時に、俺自身もエンドレスで気持ちよくなれるのは、やっぱり悪い気がしない。
こんなにも気持ちいい彼女のそこを、俺は好きなだけ独り占めできる…。
分身の全てを彼女に捧げてもいい。
そのくらい、俺は彼女に、その身体に夢中になっていた。

陽が傾いて、やや寒くなってきたころ。
俺たちは家の中でやはり裸で過ごしていた。
寒くなった分は人肌で暖め合う。
1日中しているのに、なお濃厚に絡み合っていた。
「もうこれ以上、いけないようっ。」
そんなことを掠れた声で叫びつつ、やっぱりいきまくる彼女。
俺こそ、もう分身は出ないと思うのに、彼女の奥で何度もいきまくった。
もっとも、いってはいるけど、もうほとんど出てはいないのかもしれない。
でも、彼女に付き合っていきまくれるのは幸せだ。
体力的にはもう限界で、お互いいった後、しばらく放心してることも多くなったけど、それでも俺のはやっぱり元気だったし、それで貫かれたままの彼女も感じ続けていた。
「ゆ、夕食の準備を…。」
俺の上で腰をくねらせ続ける彼女が言う。
頭ではわかっていても、繋がったところから注ぎ込まれ続ける快感には勝てない様子。
このままでは夕食抜きになってしまうだろう。
いろんな意味でそれは避けないといけないので、俺は心を鬼にして、彼女の中から自分のものを引き抜いた。
「ああん…。」
名残惜しそうにする彼女だけど、そうでもしないとやめられないのはわかっていたから。
彼女はゆっくり起き上がると、厨房へと向かっていく。
天井を向いてひくつく自分のものをなだめながら、俺も夕食の準備を手伝った。

今晩の食事はカキフライだった。
食材は夕方ギリギリに届いて、彼女はそれを裸同然の姿で受け取っていた。
恥ずかしくて、どこかに消えちゃいたいなんて言っていたけど、その直後の乱れようは凄かったの一言。
恥ずかしい思いをすればするほど、彼女は燃えるんだと思う。
届いたカキは思った以上に新鮮で、生のままでも食べられそうだ。
だから半分をフライにして、残りは生のまま出してもらった。
「火は通した方がいいと思うけど…。」
そう言って炭を持ってくる彼女。
せっかくなので、生で食べようとしたその半分を炭で焼く。
3通りの食べ方ができるなんて、すごい贅沢な気分になる。
どれもおいしかったけど、やっぱり彼女が作ったフライが一番おいしかったかな。
彼女の愛は、最高の調味料だから。
後片づけをしてる間に、俺は風呂へと向かった。
入るのはやはり、星空の露天風呂。
お湯と星を堪能していると、ここに来た日のように、彼女がお酒を持ってやってきた。
違うのは、最初から彼女が裸なことくらい。
「おいで。」
「はい。」
すっと俺のすぐ隣に寄り添ってくる。
お酒を舐めるように飲みながら、彼女の肩を抱いていた。
「なあ…。」
「なんです?」
「俺たち、まだ出会ってから、4日目なんだよな?」
「もっと長いつもりでいたけど、そうなんですね…。」
彼女も少し驚いた声で答える。
「正直、まだまだ俺は知らないことだらけだ。でも、これだけは言いたい。俺は君が好きだ。愛してる。」
「…。」
「この気持ちはもう間違いないんだ。だから、早すぎるかもだけど、俺と結婚してくれないか。」
「あ…。」
彼女の声に、少し涙が混じる。
暗がりで表情がよく見えなくても、彼女がどんな顔をしているか、手に取るようにわかった。
「これからの人生、俺と一緒に過ごしてほしい。俺と2人で…いや、この分ならすぐ産まれそうな、俺たちの子供とも一緒に、人生を歩もう。」
「う…。嬉しい…です。はい…。私でよければ…。あなたのお嫁さんに、してください。」
こうして俺たちは、出会ってから4日目にして、婚約した。

婚約したからといって、やる事は変わらない。
もっともいつまでも宿を閉めてるわけにいかないから、宿泊客が来た日は彼女の部屋でおとなしくしていた。
最近の楽しみは、喘ぎ声が大きな彼女がどこまで声を我慢できるか試すこと。
わざと宿泊客が来た日に、彼女を感じさせる。
タオルを咥えて我慢するも、彼女の敏感な身体は非情だ。
「ああう…。」
彼女の性感帯はほとんど記憶したから、彼女に勝ち目はない。
つい恥ずかしい声を漏らし、慌てて口を塞ぎなおす彼女。
恨めしいと俺を睨みつけるも、その目はやはりトロンとしていて、むしろもっといじめてと言ってるかのようだ。
事実、その後の彼女の身体は積極的で、俺のものを必死でねだってくる。
ここで不用意に貫くと、ちょっとした彼女の逆襲に遭ってしまう。
彼女のあそこは極上だから、こっちが我慢できなくなってしまうからだ。
結果的に、宿泊客がいようがいまいが、俺たちはすることをちゃんとしていた。
いなければ時間がある分、してる時間と回数が増えるだけ。
「あなたの松茸、すごいおいしいのお。もっともっと食べさせてえ。」
「いっぱい食べなさい。残さず食べなさい。」
フェラチオもすっかり覚え、俺が最高に気持ちよくなった瞬間が、出来るだけ長く続くように寸止めするようになった。
その後に彼女の一番奥で放出すると、真面目に腰が抜けるほどの快感だ。
俺のものでポルチオ性感帯を完全に開発された彼女も、すっかり病みつきになっている。
「あああんっ、壊れちゃう、狂っちゃうっ。」
俺がわざわざ動かなくても、俺の上で悶えまくる。
騎乗位になると俺のものが彼女の一番奥を強く突き上げて、ポルチオ性感帯を激しく刺激するのだ。
「子宮が揺れる、気持ちいいっ。」
何度も続けていきまくり、潮を吹いては俺の身体を濡らす。
俺の分身を一番奥で受け止めて、その度に放心していた。

「今、何を考えてた?」
数分間は止まった彼女に、俺は聞いてみた。
「私たちの、未来、かな…。」
「未来か…。」
「私たちに子供が産まれて…。でも私たちは相変わらずこうして愛しあうの。」
「子供の見てる前で?」
「うん。」
それ、ちょっとすごい構図かも。
「あなたの松茸をおいしそうに舐めてたら、子供も欲しがって。一緒に舐めたりして。」
「おいおい…。」
「娘の処女、あなたが奪ったりとか。」
なんかずいぶんエスカレートしてきたような。
「娘とあなたの取り合いをするの。でも最後は仲良くみんな気持ちよくなってえ…。」
「…。」
「孫の親、あなただったりしてね。」
いや、それはさすがにまずいだろ。
「だけど、私、負けないよ。あなたのこと一番気持ちよくしてあげられるのは、私だもん。私のここ、一生忘れられないようにしてあげるから。」
嬉しいけど、ちょっぴり怖くなった。
でも、今だってすでに忘れられそうにない。
そう考えると、たいして変わらないかも…。
「あなたのもの、私はもう忘れられないもん。あなたなしでは私は生きていけないくらい。」
「俺も、君なしじゃもう生きられないよ。」
「嬉しい…。」
「あふう。」
不意にあそこで締め付けられて、俺は喘ぎ声を漏らす。
「もっと私を感じて。気持ちよくなって。私の奥にいっぱい注ぎ込んで。」
また搾り取られる…。
そう思うと、かえって俺のものは元気になってしまう。
そして彼女のポルチオを刺激しまくり、同時にいく。
「あなたの松茸、最高においしいのお。でももっともっと大きくなって。もっともっとおいしくなって。そして私をもっともっと乱れさせてね。」
彼女の性欲に終わりはない。
強すぎる性欲に、彼女自身が勝てない。
恥ずかしい、いやらしいことと頭ではわかっていても、その気持ちよさに引きずられてしまう。
顔を真っ赤にしながら、快感に負けて目をトロンとさせる彼女は、最高に素敵だ。
俺のものはすっかりまな板の上の松茸にされていたけど、彼女のかわいやらしい表情を見られるのなら、それもいい。
そんな俺のものでまたポルチオを刺激されて、失神する彼女。
トロンとした目で俺を見つめ、キスを求めてくる瞬間に、俺の心はまたときめくのだった。

よーちゃん

夜の10時。
一般的には決して早い時間とは言わないけど、私たちにとっては割と早い時間に、私は帰ってきた。
でも、家の電気はついていない。
かと言って、誰もいないわけではなかった。
玄関のドアをそっと閉めて、私はまっすぐ寝室へ向かう。
やはり真っ暗な部屋。
「ただいまです。」
あまり大きくない声で言う。
すると、ややあってから、
「お帰りなさい。。」
ほとんど聞こえない程度の声で、返事が返ってきた。
それを確認してから、そっとリビングへ向かう。
寝室にリビングの電気が直接照らし込むことはないので、私は手探りでスイッチを入れた。
暗闇に目が慣れると、ここの照明はすごい眩しい。
テーブルの上を見ると、食事をした跡があった。
「よかった。ちゃんと食べてくれたのね。」
朝でかける前に、私は2食分の食事を作って、冷蔵庫に入れておいた。
電子レンジで温めれば、すぐに食べられるように。
レンジを使ったかどうかまではわからないけど、作っておいた2食分はなくなっていた。
私は服を脱いでハンガーにかける。
下着も脱ぎ捨てると、洗濯機に放り込んだ。
そのままシャワーを浴びて、身体にフレグランスローションを塗っていく。
「…。」
この香り、よーちゃんが大好きな香り。
エッチする時に、今みたいに使ってたから、この香りがすると反射的にキュンってなる。
あそこが熱くなり、ジュンってなったけど、あえてシャワーで流さなかった。
バスタオルで身体の水気を拭き取り、鏡を見る。
小さな胸、つるつるのおまんこ…。
いやらしい、私の身体。
しばらく気持ちいいことしてなかったから、ちょっぴり身体の奥が疼いてる。
何もしてないのに、乳首が勃ってたから、よほど欲求不満なのかも。
私はつい赤面して、足早に寝室へと戻っていった。

寝室にあるのは、ダブルベッド。
そこにはすでによーちゃんが寝ている。
さっき返事があったくらいだから、一応起きてるんだろうけど。
私はそっと、ベッドに潜り込んだ。
よーちゃんは向こう側を向いて寝ていた。
元気な時は、私もよーちゃんも全裸で寝ていたんだけど、最近のよーちゃんはパジャマを着て寝ている。
エッチするような気分じゃない…。
よーちゃんの、無言の意思表示だった。
だから、私もそっと添い寝するくらいで、強引に求めたりはしなかったのだけど。
身体の疼き以上に、心が寂しくてたまらなくて。
よーちゃんの背中に、そっと身体を寄せた。
このまま、後ろから抱きついちゃいたい…。
エッチするとか関係なく、よーちゃんの体温を感じたかった。
数分ためらい、やっぱり遠慮しようと決めた瞬間、よーちゃんの小さな泣き声が聞こえた、気がした。
それは空耳だったかもしれない。
でも、それを聞いたらもう、我慢できなかった。
よーちゃんの身体を後ろから抱く。
私自身の身体を、よーちゃんの背中に軽く押し付けた。
よーちゃんのうなじに鼻を近づけて、よーちゃんの匂いを存分に吸い込む。
よーちゃんの匂いと、かすかな汗の匂いがした。
(よーちゃん…。)
心の中で呼びかけ、おっぱいを少しだけ擦り付けると、蕩けるような甘い快感が先端から広がる。
それがまたたまらなくて、ついつい夢中になって、いつまでも擦り付けてしまった。
「ぷちさん。。」
呼ばれてハッとなる。
続く言葉はなかったけど、迷惑だったかも。
シュンとなって、私はよーちゃんから離れた。
「。。ぷちさん。。」
少し間があって、もう一度呼ばれる。
「は、はい…。」
「今はまだ、エッチしたいとか、そういう気分にはなれないの。。」
「うん…。ごめんね…。」
やっぱり迷惑だったんだ。
強い口調でない分、私はよーちゃんの気持ちを感じ取って、気を重くする。
「だけど。。」
よーちゃんは、間を置きながら続けた。
「ぷちさんのことは、感じていたい。。そばにいて欲しいし、離れたくない。。」
「ありがと…。」
「だから。。」
「…うん。私もよーちゃんと離れたくない。大好きだもん。」
「うれしい。。」
私はもう一度、よーちゃんを後ろから抱いた。

私が抱いたせいで外れたのか、元々緩かったのか。
よーちゃんのパジャマのボタンが外れ、胸がはだけてしまう。
よーちゃんのおっぱいに手が触れ、私の胸の鼓動が急に速くなる。
エッチする気になれなくても、私のことは感じていてほしい。
私はずっとそばに、一緒にいるから。
元々がこんな私だから、不器用なので、こんな形でしか表現できなくて…。
私はそっと、できる限り優しく、おっぱいを包み込むように撫で回し始める。
気持ちと身体の反応は関係なくて、刺激されれば身体は反応しちゃう。
気持ちいい、嬉しいと感じるかは別として、こういうことをされれば乳首は固くなる。
よーちゃんの気持ちを考えたら、やめるべきなんだけど。
あえて私は続けた。
うなじに軽くキスをする。
一瞬だけ、びくんって反応するよーちゃん。
でも、特に拒否する様子はなかった。
だから、そのまま後ろから抱きしめて、身体を押し付けて、体温を感じてもらいつつ、おっぱいだけそっと撫で続けた。
そうしてるうちに、少しだけどよーちゃんの体温が上がってきていた。
触ってるおっぱいからも、速くなった鼓動を感じる。
私は抱きしめてる腕に少し力を入れ、よーちゃんにありったけの愛を注ぎ込んだ。

朝。
目を覚ますと、なぜか私はよーちゃんと抱き合っていた。
よーちゃんは私の小さな胸に顔を埋めるようにして、寝ていたのだった。
たぶん、寝返りをうったときに、偶然こうなったんだろうけど。
よーちゃんはまだ、気持ちよさそうに寝ていた。
だから私は起こさないようにじっとしていた。
そうしてるうちに、疲れていたのか、私は二度寝してしまう。
そして夢を見た…。
「ぷちさんったら、もうエッチなんだから。。だから、お返しです。」
「よーちゃん、ごめんなさい…。ああ…。」
よーちゃんが私の敏感な所を舐め始める。
乳首を、クリトリスを、じっくり、弄ぶように。
なぜか私は動けない。
見えないロープで縛られていて、よーちゃんに任せるしかなかった。
気持ちいい…だけど…。
「はううん…。」
「いかせてあげない。。」
もう少しというところで、寸止めされちゃう。
何度も、何度も。
切なくて、涙がこぼれる。
もっと気持ちよくなりたいのに。
よーちゃんと気持ちよくなりたいのに…。
でも、いかせてくれなかった。
切なすぎて、頭がぐるぐるして…。
「よーちゃん…って、あれ?」
目を覚ますと、よーちゃんは私に背を向けて寝ていた。
「ずっと、いつまでも、私はよーちゃんと一緒にいるよ。何があっても。」
私は小さな声でそう語りかけて、そっとキスをしてからベッドから抜け出す。
「ご飯作ってくるね…。」
とりあえず、私はその場を後にして、キッチンへと向かった。

「ぷちさん、私もずっとぷちさんと一緒にいたい。ぷちさんを感じていたい。ギュッてされるのはうれしい。。」
よーちゃんは布団に包まりながら、身体を丸くしていた。
布団には私の匂いが、まだ残っていた。




よーちゃんは今、戸惑っています。
ずっと、一生懸命に走ってきた道を外されて、広い草原に1人置かれた状態。
どっちが前なのか、どっちが道なのか…。
迷って、進めなくなってる。

だけど、それはあらゆる可能性に繋がってるということ。
そして、よーちゃんが向いた方が前だし、進んだ方が道なんです。
それは、元進んでいた道ではないかもしれない。
元進んでいた方向でもないかもしれない。
でも、寄り道、脇道、回り道…全て道であることには変わりない。
その進む先は、全てよーちゃんの未来に繋がってる。

慌てなくていい。
急がなくてもいい。
でも恐れないで進んでほしい。
あなたが決めた道を…。

サラとリリ

"お昼の○HKニュースです。
今朝未明、渋谷区のホテル内で男性の変死体が発見されました。
男性は発見当時、衣類を身に付けておらず、特に目立った外傷はなかったとのことです。
また、現金などもそのまま残されていたとのことで、警察では身元の確認を急ぐとともに、事故と事件の両面から捜査するとのことです。"

「あーあ、やっぱり死んじゃったか…。」
私の名前はサラ。
いわゆるデリヘル嬢をしている。
今ニュースで流れてた男性は、私の昨夜の客だった。
そして、その死因に心当たりがあるから、ちょっと頭が痛い。
私がデリヘル嬢をしているのは、いろいろとその方が都合がいいからなんだけど、そこには誰にも言えない秘密があった。
私の秘密…それは、私は実は人間ではない、ということ。
私は夢魔・サキュバスの末裔。
一般的な伝承通り、人間の精を吸って生きる、人間の分類では下級悪魔。
ただ、悪魔と言うと人間に危害を加える悪しき存在みたいに聞こえるけど、実際には精を吸わせてくれるパートナーがいなければ生きていけない弱い存在。
だから、自らの意思でパートナーを困らせたり、危害を加えることはない。
むしろパートナーに対しては忠実だったりする。
なのに悪魔呼ばわりされるのは、性に対するタブー意識と、偶発的な事故が重なった結果なのだ。
サキュバスは女性の姿をしているので、自然とパートナーは男性が多くなる。
ところが、男性は性的なことに関して自制が効かなくなることが多々あるのだ。
ちょっと長くなるけど、先に私たちが生きるために必要な、精について話そう。
勘違いしてる人も少なくないけど、精というのは男性が出す白い物、精液のことじゃない。
人間が生きる上で必要としている「気」のことで、通常時は身体の内外で循環している。
これが、セックスなどで絶頂を迎えた時は、外に大量に放出されるのである。
もちろんこれは男性のみならず、女性も同じことで、一般的なセックスなら、放出された精をパートナーがいったん吸収し、パートナーの精と混ざり合ったのち再度放出されて、自分に戻るという循環をする。
良いセックスの後、幸福感や充実感を覚えるのは、このように愛する人のと混ざり合った精を吸収できるからなのだ。
ちなみに、オナニーでは放出された精を受け止める人がいないため、そのまま霧散してしまう。
終わった後の虚しさは、精が失われたことによるものだ。
そして、人間とサキュバスのセックスでは、人間が放出した精をサキュバスが完全に吸ってしまうため、人間に戻らない。
セックスしているのに、虚しさだけが残ってしまう。
そのままではパートナーに嫌われてしまい、精を吸わせて貰えなくなるのは明白なので、エッチな夢を見せ、記憶を操作することで、いい思い出に変えているのが実情。
サキュバスの身体を抱くことで得られる快感は、魔力のせいもあって人間の女性相手では絶対に得られないほどすごいから、後味さえ良ければまず手放されることはない。
ただ、あまりに気持ち良すぎて、たまに限界を超えて精を放出してしまうことがあって、こうなるとパートナーが生命を維持できずに死んでしまう事故が発生してしまうのである。
ほとんどの場合、死因は心臓麻痺。
腹上死の実情は、こういうことなのだ。
もちろん限界を越えないように自制さえしてくれれば、減った精は時間をかけて産み出されるから、何度関係を持ったからといって命に別条はないのだけど。
「昨日の人、めちゃくちゃよがってたもんなあ。相性が良すぎたというか…。私の身体が気持ちいいって自分ではどうにもならないから、相手任せなのが難点なのよね。」
そう、ニュースで言ってた事故は、男性が気持ちよくなり過ぎて、自身の精を放出しきってしまったことによるもの。
決して私の意思ではない…んだけど、思いきりヘコんでいるのも事実。
実は、ニュースにこそなっていないけど、そう離れていない時期に、もう1人死なせているのだ。
この時は、男性は新宿区のビジネスホテルを使っていて、部屋は1人用だったから、病死と判断されたのだった。
しかし今回はブティックホテルだったから、そもそも1人で、というのが怪しすぎる。
ニュースでも言ってた通り、当然事件として扱われることになる。
デリヘルの受付の人の記憶は操作してあるから、すぐに私が疑われることはないだろうけど。
立て続けに相手を死なせてしまったのには、一応理由はあった。
私の身体が成熟して、パートナーが得られる快感がぐんと増したせいだ。
相手が自制してくれたら、こんな事故にはならないんだけど、デリヘル遊びということではりきりすぎるんだろう。
お金払う以上、とことん気持ちよくなりたいよね…。
これ以上デリヘル嬢を続けていたら、事故死する人が増えてしまう。
そう思った私はこれを期に、デリヘル嬢を辞めた。

それから1ヶ月あまりが過ぎた。
あれ以降、誰の精も吸っていなかったから、さすがに限界だった。
適当に繁華街で逆ナンでもすれば、一夜のパートナーくらいは見つけられるだろうけど、それではデリヘル嬢の時と変わらない。
それに今の私だとお腹が空きすぎて、私の方が自制できないかも。
なぜこうなったかと言えば、特定のパートナー作りに失敗しただけなんだけど。
特定のパートナーなら、1回1回のセックスでがっつく必要はない。
それだけ自制が効くはずなんだけど、それって普通に男女が恋人を作るのに他ならないわけで。
私の身体目当ての、いわゆる遊びのために近寄ってくる人はいたけど、それを断り続けた結果がこれである。
成熟したサキュバスが出すフェロモンは、人間の男性を狼にしてしまう効果があるんだろうか。
これも悪魔と呼ばれる理由なんだろうな。
かと言って、本当に悪魔のように割り切ることは、私にはできなかった。
「このまま死んでいくのもいいかな。事故とはいえ、私が死なせてしまった人たちに、謝りに行かないとだし。」
ふらふらと歩き続けて、私は江戸川の土手に出ていた。
歩く力もなくなり、そこに座り込む私。
そのままでいれば、私は人知れず消えるだろう。
今まで私が接した人たちの記憶からも、その瞬間に消える。
夢魔の最期は、夢としても記憶に残らないのである。
「大丈夫?」
どれだけの時間が経ったのだろうか。
陽は傾き、辺りも暗くなり始めていた頃、私は不意に声をかけられた。
声からすると、相手は若い女性だ。
「ん、大丈夫…。ちょっとお腹減ってるだけだから。」
すでに力を失いかけてる私は、たぶんよけいな事を言った。
「それ、全然大丈夫じゃないです。えと、これでよければ、食べてください。」
少しだけ顔を上げて、横目で見る。
その少女は、お弁当として持ち歩いていただろうおにぎりを、私に差し出していた。
「ありがとう。でもそういうのじゃ、意味ないんだ…。」
「足りないですか?それじゃ、私の家に来て。急いで何か作るし。」
「別にいいから。放っておいて。」
「そういうわけにもいかないです。えっと…。」
突然少女は大きな声を出して、人を集め始める。
私が動こうとしないなら、無理やりでも連れていくつもりかも。
「や、わかった、わかったから。まだ少しなら歩けるよ。」
人が増えるのは正直困る。
それだけ事故が発生する可能性が増えてしまうから。
仕方ないので、最後の力でその少女についていった。

少女の家は、土手沿いに立つ小さな一軒家だった。
ただ、他に住んでる人はいないのか、生活感は薄い。
いくつかある部屋も、多くは使っていないようだった。
「埃っぽくてごめんなさい。すぐ用意しますね。」
「本当に気を使わないで。えと…。」
「あ、私、リリって言います。あなたは?」
「私はサラ。リリ、ありがとう。」
少女はリリと言うのか。
たぶん、私が世話になる最後の人間になるだろうから。
すぐに忘れ去られるとしても、お礼だけは言っておきたくて。
「お礼は、食べてから言ってください。それと、私は忘れたりしませんから、安心して。」
「う、うん…?」
なんだ?
まるで私の考えてる事を読み取ったかのようなことをリリは言った。
私はびっくりして、警戒する。
とは言っても、空腹の限界を過ぎて、何かすることなんてできない。
この分だと、あと数時間もしないうちに私は消えるんだろう。
そうこうしてるうちに、リリが戻ってきた。
「お待たせしました。食事の用意ができたから、こちらへどうぞ。」
リリはそう言って、私の手を引いていく。
その行く先は、食卓ではなく…。
「え、どうして?」
そこは、1つの布団が敷かれている寝室だった。
「だって、食べないとサラさん死んじゃうもん。だから、食べてください。…私を。」
「な、ぜ…。」
リリは私の正体を知ってる?
でも私の問いかけにリリは答えなかった。
リリは上に着ていたものを脱ぎ捨てる。
出てきたのは、かなりセクシーなランジェリー姿。
全体にシースルーの生地でできたランジェリーは、リリの身体を美しく引き立てていた。
パンティー越しに透けて見える恥丘には陰毛はなく、本当に子供のようなマン筋が見えるし、ブラジャー越しに透けて見えるおっぱいは控えめに膨らんでいて。
身体つきとランジェリーのセクシーがあまりにアンマッチで、私はさらに困惑する。
なにより、サキュバスである私の方が誘惑されるとか。
正体を知られてること以上に、そのことがびっくり。
限度を超えた空腹感と、リリの思わぬ誘惑で、私はとうとう抑えきれなくなる。
自分の着ていた服を乱暴に脱ぎ捨てて、リリを押し倒していった。

精は男女問わず放出するので、別にサキュバスのパートナーは男性である必要はない。
でもこのシチュエーションは私にとって初めてだった。
それまでは男性のリードに任せて抱かれ、自分の身体で気持ちよくなってもらって、というのがパターン。
でも今は、私がリリをリードし、積極的に感じさせている。
私の遺伝子に刻まれた性の知識で、初めてでも戸惑うことなく進められてるけど、内心はどうなることかとドキドキしっぱなし。
リリの身体はすごく敏感で、ブラジャーの上から乳首を舐めても恥ずかしそうにヨガリ声を上げるし、パンティー越しにあそこを撫でると、すでに糸を引くほど指を濡らす。
男性と違い、快感カーブが緩やかな分、いかせるのには時間はかかるけど、絶頂を迎える前からリリの身体からは精が漏れはじめ、私の空腹を少しずつ満たしていく。
そのおかげで、目的を果たす前に消滅、なんて憂き目は逃れられたし、空腹感が薄れればいろいろ自制もできるようになる。
私はリリをいかせ過ぎて死なせないように、常にリリの様子に注意した。
愛撫を始めて1時間ほどか、ようやくリリが1回目の絶頂を迎える。
その量は、男性のそれより少なかったけど、興奮も冷めないうちにリリの方からおねだりしてくる。
「大丈夫だから、もう1回…。」
リリの誘惑に、どうしてか勝つことができなかった。
キスを繰り返し、さらにリリの性感帯を責める。
消退期が短く、ほとんど冷めないから、2回目はあっという間だった。
そして放出される精。
3回目、4回目…。
毎回ほとんど変わらず放出される精に、私はお腹がいっぱいになった。
男性にこんなことをさせたら危険なんだけど、リリはまだまだいけるとばかり私を誘惑し続ける。
「リリ、ありがとう。もうお腹いっぱい。」
「はん…。じゃ、次はサラが気持ちよくなって。」
「あ…。」
突然リリが体勢を入れ替えて、私の上に乗る。
そして私の顔に跨って自身のあそこを私の口元に押し当てると、リリも私の股間に顔を埋めてきた。
シックスナインの体勢で舐め合ってるうちに、私の中にも快感が湧き起こってくる。
男性だと私の身体の誘惑に負けて、すぐにフィニッシュになるのに、同じ女性だからか、リリは徹底的に私を感じさせることに徹していた。
それでもすごい興奮してるのは、私の顔がびしょ濡れになるからよくわかる。
敏感な突起に舌を這わせれば、その度に小さく絶頂を迎えるくらい感じっぱなしだ。
でもリリの舌も止まらない。
さらには指でまで責められて、私は生まれて初めての衝動に身を任せたくなる。
そして…。
「ああっ、リリ、私、いっちゃうっ…。」
「サラ、サラ…。私もお…。」
私とリリは、同時に深い絶頂を迎えた。

リリがくれた精をお腹いっぱい吸って、私はすっかり元気になった。
一方、リリもこれだけ大量の精を放出しておきながら、まだまだ元気な様子。
もっともっとと求めてくるのは、終わった時の充実感が得られないからなんだろう。
私はリリを抱きしめ、お得意の夢を見せようとした。
「あ、大丈夫、だから…。それに、私、夢は見ないの。」
「リリ…。あなたはいったい?」
「私は、人間、だよ。ただ…呪われた、だけど。」
「呪われた?」
「うん…。」
それ以上は、リリは話してくれなかった。
何もかも謎な少女、リリ。
私がサキュバスであることを見破り、サキュバスの私を逆に誘惑する力を持った、不思議な少女。
私は、生まれて初めて、怖いと感じていた。
でも同時に私は、リリと離れたくない、とまで思っていた。

かくして、私とリリの共同生活は始まった。
まずリリの家は、最初に思った通りリリ以外に住人はいない。
そして、家自体もかなり古く、使ってない部屋のいくつかは、使えない部屋でもあった。
リリの暮らし自体は決して裕福ではなく、家の修繕までは手が回りそうにない。
まあ、1人分の食費にはさすがに困らないのだけど。
私も一緒に住む以上は、恩は返さないといけない。
増して私の食事はリリ自身であり、文字通り身を削って食べさせてくれているんだから。
私はデリヘル嬢のお仕事を再開した。
お腹はいつもリリがいっぱいにしてくれるから、私は仕事ではサービスに徹する。
やや過剰かもしれないサービスと、妖しいほどに魅惑的な身体、そして得られる超快感。
口づてに噂は広がり、サキュバスの本領発揮であっという間に指名数トップに返り咲いた。
男性が暴走しかけた時は、早々に淫夢に引き込んで、夢の中で犯す。
必要以上に精を放出させず、でも夢の中での経験は私を再指名したくなる記憶として刻まれる。
中にはその夢を思い出しただけで暴発させてしまった男性もいた。
偶然お相手した客の中に、家の修繕をする業者がいて、私を何回か無料で抱かせる代わりに、超格安でリリの家の修理をしてもらった。
リリは気まずそうにしたけど、誰も不幸にならないので、いいことにしてもらう。
稼いで余ったお金はリリの家に入れ、生活の足しにしてもらおうとしたけど、リリはせいぜい、夜用のランジェリーや、おもちゃを少し買ったくらいで、生活に大きな変化はなかった。
「これはサラのお金なんだから、サラのためだけに使うね。」と。

リリの正体は、相変わらず謎なままだった。
知ったからどうということもないので、無理に聞き出すこともしなかったけど。
それでも、少しずつ見えてきたものもあった。
まず、リリは見かけとは裏腹に、すごい長く生きているということ。
とにかく知識量が半端ない。
特に歴史的な知識は、そこいらの本などより詳しかった。
サキュバスの存在も、おそらく自分自身の経験として、知識を持っていたんだろう。
関わった人の数も当然桁違いで、私の考えることを先回りして読むのもたぶん経験の成せる技なんだ。
このことから浮かぶのが、リリが言った呪いの正体。
十中八九、それは不老不死だ。
おとぎ話において、かつて時の帝が憧れ、手に入れようと躍起になったと言われる不老不死。
しかしその実態は、周りが老いて死んでいく中、老いることも死ぬことも許されず、その全てを背負わされる呪いなのだ。
不老不死を現実にしているのが、おそらくリリの無限とも思われるほどの精の湧き出しだろう。
私がどんなに吸っても吸いきれないくらい湧き溢れるリリの精は、リリの身体を常に若くし、生き永らえさせるだけの力があった。
リリがなんのために私を家に導き入れたのか。
それはリリ本人に聞かないとわからないけど、今の関係は2人にとってお互いメリットしかない。
私は何の心配をすることもなく、お腹いっぱい精を吸える。
この状態なら、サキュバスの身体も不死身で、リリの長すぎる人生にそれなりに付き合うことができるはず。
つまりリリにとっては、死に別れという悲しい思い出を、できるだけ経験せずに済む…のかも。

一方、夜の生活は瞬く間にエスカレートした。
なにより、私の身体が徹底して開発されてしまった。
ほとんどの相手にはまず負けることのないサキュバスの身体と魔力も、リリには通用しない。
逆に誘惑され、感じさせられ、何度も絶頂を迎えさせられる。
リリの膨大な経験の前には、私程度の夢魔なんて赤ちゃんみたいなものなのだ。
ただ、そのおかげで知ったこともあった。
お腹いっぱいで吸えない状態なら、人間とサキュバスのセックスでも、人間のパートナーに充実感や幸福感を感じさせることができる、ということを。
サキュバスの私が自分の精を放出することはできないけど、それでも私に触れた精は、リリのオリジナルとは少し変わるらしい。
それをそのままリリが再吸収すると、リリはすごく喜ぶのだ。
何もしないでいると霧散してしまうけど、吸えなくても留めることはできたので、そうやってリリを喜ばせるようになった。
夢魔の力が通用しなくても、これならリリを喜ばせることができるから、私にとってもすごく嬉しかった。
そんなわけで、私もリリもすっかり夢中になり、気が付くと丸1日セックスしていた日もあったくらい。
「サラ、今ので200回目、だよ。」
「そういうリリは、300回とかいってるし…。」
お腹の奥がすごく熱く、気持ちいい。
ずっとそんな状態で、何をされても身体の芯から快感が湧き起こっていっちゃう。
だからそんな時は、ずっと抱き合い、キスをしていた。
そして、そんな時間が永遠に続くと、私たちは疑わなかった。

ある日。
いつものように布団の中で抱き合うと、リリの身体が熱かった。
「ん?リリ、ちょっと熱でもある?」
「うん、そうかも…。」
風邪なんてほとんどひかないリリだけど、ごくごくたまに体調を崩すことはある。
病は気から、と言う通り、リリが辛い思いをした時に、そうなりやすかった。
立ち直りさえすれば、無限の生命力が病気を治してしまうから、看病としてはリリの心を癒すようにする。
そっと抱きしめ、いっぱいキスの雨を降らし、私のことだけを考えさせる。
今回ももちろん、そうしようとした。
「サラ、ごめん。今日だけは…。」
「あ…。うん、わかった。ごめんね。」
こんなリリは初めてかも。
でも無理強いはできない。
私はそっと添い寝するくらいに留めて、リリを見守った。
翌日になってもリリの顔色は良くなかった。
一応医者に行くことを勧めるも、普通の薬は一切意味がないから、という。
とは言われても、私は心配で仕方なかった。
もしリリに何かがあったら、私は生きていけない。
文字通りそうなんだけど、気持ち的にリリのいない生活なんて、もう考えられなかった。
それから1週間が経っても、リリの具合は良くならなかった。
その間、リリの精を吸うのを遠慮していたから、私も少しお腹が減ってきている。
1ヶ月は我慢できるけど、今の問題はそういうことじゃない。
リリの身体から溢れる精が、明らかに減っていたのだ。
「リリ、どうしたの?何かあったの?」
「サラ、私にもわからないの。呪いを受けてから、こんなの初めてなんだもん。」
リリが見せる、初めての恐怖の表情。
私はますますいてもたってもいられなくなった。
どういう理由かはわからないけど、リリの不老不死の呪いが解けようとしていた。
そうとしか考えられない。
その考えはリリも同じだった。
そしてさらに1週間が経った日のこと。
「サラ…。私を食べて。」
「リリ、だめだよ。今そんなことしたら、リリが…。」
「ううん、それでいいの。ようやく、私は、呪いから解放されるんだ。やっと、その時が来たんだって…。わかったの。」
「嫌だよ、リリ。今はまだ…嫌だよ…。」
「そう、言わないで。私、ずっと、ずっと、何百年も、この日を待ってた気がする。そしてやっと来たんだもん。お願いだから、このまま…。」
「嫌だよう…。」
「私を食べて。そしたら私は、今度はあなたの中で生き続けられるから。」
「嫌…。リリがいなくちゃ…。」
「ひとつだけ、謝らなくちゃいけないことが、あるの。私がサラに近づいた理由…。」
「聞きたくないっ。そして謝ってほしくない。私はリリと一緒に暮らせるのが幸せなの。リリにこんなに感じやすい身体にしてもらえたのが嬉しいの。リリと一緒に生きていけないなら、私も今死ぬ。」
「だめだよ、サラ。あなたはもう少しだけ生きて。私がこの呪いを受けてまで、後世に繋げたかった想いを…今度はあなたに繋いでほしいの。私みたいに未来永劫にまで伝えろなんて言わないけど。誰かに、繋いでほしい。その誰かが、また別の誰かに繋いで…。結果的に、ずっと繋がるように。」
「リリ…。」

そしてリリから初めて聞く、リリの過去。
リリが産まれたのは、まだ戦乱の世の中だった。
産まれ持った美貌と、豊かな知恵を併せ持ったリリは、それはみんなから愛されたらしい。
年頃にもなれば、遠くから求婚に来た者もいた。
しかし時代は冷酷だった。
明日も見えない世の中で、権力あるものは自身の命の永劫不滅を願った。
そう、私が知っていた「おとぎ話」は、実話だったのだ。
不老不死を巡って新たな殺し合いが生まれる。
それを憂いたリリは、永遠の平和を願って、他の人達が争っている隙に不老不死を奪ったのだと。
不老不死を得られるのはただ1人だけ。
逆上した者はリリを斬りかかったが、普通の武具ではリリを殺すことはかなわない。
逆にリリの返り血を浴びたその者は、その場で一瞬にして朽ちる。
こうして、リリは全ての人から恐れられ、遠ざけられる存在へと変わってしまった。
悪魔と呼ばれ、恐怖の的として貶められ、遠ざけられ、数百年…。
リリ自身が身を潜めていたこともあって、ようやく世の中から悪夢は風化していった。
長い争いの末に生まれた、わずかな平安な時。
リリは天戸を開いて人里へ降りる。
リリの美貌と知恵は、この時代でももてはやされた。
数いた権力者の求婚を悉く断り、平凡な町民と結婚するリリ。
結婚相手は当然嫉妬の対象となったが、リリの知恵が商売の大成功という形で彼を守った。
しかし、時は移ろい、厳しい現実がリリを直撃する。
彼は老い、弱り、死の床につく。
しかしリリの姿は若い頃のまま。
リリはまたしても悪魔の烙印を押され、身を隠すことになる。
そして時代はさらに進んで、再び訪れる戦乱の世の中。
しかもそれは、戦乱が地球全体を巻き込んだ、狂気に満ちた時代だった。
リリは悪魔と罵られることを覚悟の上で、平和の大切さを説いてまわる。
何人かの協調者も現れ、部分的な平和が生まれたこともあった。
でも時代はやはり非情だった。
リリの力を嗅ぎつけた狂気の一味が、リリ達を襲う。
一緒にいた者は全員殺され、リリだけが生き残る。
しかしリリの血を生物兵器にしようとした科学者たちは、悉くその研究に失敗し、逆切れして殺そうとして逆に命を落としていく。
このように、リリ自身が望んだ望まないにかかわらず、リリの目の前で数多の人が死んでいったのだ。
その数は、数千、数万にもなる。
そう、リリの生涯は、周りの者の死が溢れすぎていたのだった。
例え夢を見ても、それは悪夢にしかならない。
リリは夢すら見ることができなくなる。
だから、夢魔である私の力も効かないくらい、リリは夢を見ることを拒んだのだった。

「私が死んだら、別の誰かが不老不死になる可能性があるの。つまりそれは、新しい戦乱の世の中を産みかねない。だから、不老不死なんてろくなものじゃないこと、そして平和な世の中で、愛する人に看取られながら死ねることの素晴らしさを…どうか伝えて。平和の大切さを、どうか伝えて…。」
「リリ…。」
「そして、私の最後のわがまま。大好きなサラに食べられて、私は死にたい。あなたの中でなら、私は本当に幸せに生きられるから。」
「…。わかった。リリ。あなたに残った精、全部私に頂戴。リリの想いと一緒に。」
私はリリの服を全部脱がせ、自分も裸になると、ゆっくりと肌を合わせていった。
そして、全身にキスをしながら、リリに快感を注ぎ込んでいく。
リリの敏感な身体は、その全てに可愛らしく反応し、大量のお汁を溢れさせる。
私は指でわざと音を立てて、リリを恥ずかしがらせた。
いつもよりゆっくり、焦らすようにリリの快感を持ち上げる。
いきそうになるとわざと愛撫をやめて、いじわるをする。
リリのエッチな表情は、絶対一生忘れない。
サキュバスの私を誘惑するほど、魅惑的なリリの表情…。
いつも1時間くらいかける前戯を、たっぷり3時間かけた。
寸止めを繰り返されて、さすがにリリも我慢の限界だった。
「お願い、もう、いかせて…。サラと、ひとつになりたい…。」
それを聞いて、私はリリの身体を包み込むように抱いた。
「リリ…。私からもひとつだけわがまま言わせて。私の夢を…見て欲しい。私の全てを、受け入れて。」
「サラ、わかった。あなたの夢、見たい。あなたの夢、見せて。」
私は、サキュバスの力を振り絞って、リリにある夢を見せる。
サキュバスの見せる夢は、例外なく淫夢だ。
でも、リリに見せた夢はすごく意味のある、私にとって大切なメッセージだった。
そしてその夢がクライマックスを迎える頃、私は全魔力と全テクニックを使って、リリに最高の絶頂を味わわせた。

リリが全身から放出した精を、少しも残さず吸い尽くす。
あれだけ吸っても吸っても吸いきれなかったリリの精も、今はお腹半分くらいにしかならなかった。
でも、この時のリリの精の味を、私は忘れることはない。
こんなにも幸せで、こんなにも悲しい味の精は、もう二度と感じることはないだろう。
そしてリリは、満面の笑みを浮かべ、最高に幸せそうな表情のまま…。

数年後。
私は世界平和を謳って、世界各国を飛び回っていた。
サキュバスのフェロモンは、行く先々で人々を魅了し、同調者を増やしていった。
エロは世界を救う、なんて言う人もいるけど、それを真面目に実践していた。
リリと最後のセックスをして以降、実は私は誰の精も吸っていない。
どうやら不老不死の呪いを引き受けたのは、私自身っぽかった。
「ま、元々人間じゃないし。こうなる前から悪魔呼ばわりされる存在だし。」
この先、リリが受けただろう迫害が私を襲うことは、もう覚悟していた。
でも、どんなことになっても私は1人じゃない。
私の中にはリリが生きていて、リリが私に精を与え続けてくれている。
そう感じていた。
私とリリの2人なら、どんな困難にも勝てる。
リリは嫌な顔をするかもしれないけど、サキュバスの力もますます充実して、ほとんどの人を魅了できるし。
世界でもっとも危険なテロ国家と呼ばれた某国に潜入し、最高指導者を魅了して完全武装解除させた時は、文字通り世界中に驚きの声が響いたものだった。
「多少強引だったけどね。結局人間、誰でも気持ちいいエッチはしたいのよ。」
気を付けないと、テロ国家改め、エロ国家になりそうなのだけど。
エロが世界を救い、本当に局地的な争いを除いて全世界が平和になりつつあるのを見届けて、私は表舞台から姿を消した。

「リリ、見えるよね?あなたが夢見て、作り上げたかった世界が。争いがないって素敵。愛する人だけ見ていればいいんだもん。だから、これからは私、あなたをずっと見てる。」
リリの家で、リリが生前使っていたおもちゃで、私はオナニーをしていた。
リリの精が染み付いてるのか、使っていてすごく幸せになれたし、懐かしいリリの味がした。
これで絶頂を迎える瞬間、リリの存在を強く感じられるので、やめられなくなっていたのだった。
「ああん、リリ、そこ…。もう、いっちゃうっ。」
お腹の奥がキュンとなる。
精を産み出せないから放出することもないけど、この瞬間だけは、お腹の奥底で精が湧き出すような感覚を覚えた。
そしてその感覚こそ、リリの存在そのものだった。
ただ、この日のオナニーは、いつもと少しだけ違った。
絶頂を迎えた後、いつまでもお腹の奥が熱いまま。
決して痛いわけでもなく、不快感はない。
むしろ幸せみたいな、そういう感覚。
何気なく私は自分のお腹を撫でていた。
しばらくそうしていてようやく、ふと我に返る私。
「あ…。」
それはあの日、リリに見せた夢と同じ光景だった。
私の夢、愛するリリと紡ぎたかった夢。
それが、今…。

翌月、私はひっそりと、1人の女の子を出産した。
サキュバスはその魔力の影響で、第二次性徴を迎えるまでは人間の子供の10倍の速度で成長する。
サキュバスが身籠るのは必ずしもサキュバスとは限らず、普通の人間のこともあるが、その場合でも成長速度は10倍になってしまうので、第二次性徴を迎えるまでは他の子と一緒に育てられないのである。
そしてさらに1年半が経って…。
「リリ、もうすっかりレディーだね。」
「お母さん、ありがと。学校、どんな人がいるのかな?」
「うーん、それは行ってのお楽しみかな。リリはすごい美人なんだから、男の子にモテモテだよ。」
「えーっ。私はお母さんがいればいいよう。」
「そう言ってくれるのは嬉しいけどね。」
私の愛する人の名前、リリと名付けたその子は、実際リリの生まれ変わりって思うくらい、彼女に瓜二つだった。
彼女の精が私を身篭らせ、産まれた結果なのだから、当然と言えば当然だろう。
そして、リリは普通の人間の女の子である。
「リリがサキュバスに産まれなくてよかったよ…。」
「私はお母さんと一緒がよかったな。」
「絶対苦労するからダメ。」
リリに出会う前の自分を思い出して言う。
「ちぇ、つまんない。ま、いいや。ねえ、お母さん…。しよ?」
リリが頬っぺたを膨らませてから、私を覗き込んで誘い始める。
サキュバスの私を誘惑するところまで、彼女と同じだ。
そしてその誘惑に勝てない私…。
「娘とエッチしちゃうなんてえ…。あん…。」
気持ちいい所を舐め合い、同時に絶頂を迎える。
リリの精は、やっぱり彼女と同じ味がした。
もちろん、吸う必要はないから、それを留めてリリに返す。
「お母さんとすると、すごい幸せなの。きっとお母さんとこうするために、私は産まれて来たんだよ。」
思わずキュンとなる。
彼女の生まれ変わり…。
もし本当に本当にそうなら、私はずっとこの子と過ごしたい…。
「いやいやいや、かっこいいボーイフレンド、見つけて紹介して。」
「一緒に食べるの?」
「あん…って、リリっ…。」
リリにはやっぱり私は勝てない。
でもそんな風に振り回されるのが、幸せで仕方なかった。

「サラ、これからも、ずっと、一緒だよ。大好き。」
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
変態ぷちの談話室
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。