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不安

ひいちゃんの出産で諦めていた夢を再び触発され、りんちゃんの出産で夢を叶えようと背中を押された感じで決意した、今回の体外受精。
まだ安定期には早いものの、今のところ無事に育っているようで、本当にやってよかったと思ってる。

一方で、あまりにひどい悪阻で体重を落とし、その悪影響で赤ちゃんの成長が悪いとまで言われ。
さらに、昨日の出張の疲れのせいなのか、病気のせいなのかわからないけど、今日の夕方、病院から帰ってきたら、激しいめまいに襲われて、立っていられなくなった。

絶対に元気な赤ちゃんを産むんだ、って、真紀ちゃんやよーちゃん、としさんにも誓ったりして頑張っているけど…。
こうやって布団に寝かされたまま、流動食を食べさせられてると、あっという間に気力が折れてしまう。
本当に私は赤ちゃんを無事に産めるのか、そして育てることができるのか…。

今日だって、あと30分遅くなっていたら、外で倒れていたかもしれない。
もしそんなことが起きたら、私の中の赤ちゃんはどうなっていたんだろう。

毎日毎日、暖かい言葉で励まされ、時に冷たい言葉で叱咤されて、なんとか自分を保ってる状態。
自分の選択に後悔はないけど、不安がないって言ったら、それは嘘になる。
むしろ不安だらけの毎日…。
順調に育ったとして、赤ちゃんを取り上げられるようになるまで、まだあと半年近く。
私、最後まで頑張れるのかな?

そう言えば、予定通りなら、今年のクリスマスはベッドの上で過ごすんだな。
そして年末年始も…。
クリスマスに行きたい所あったけど、今年は諦めなくちゃ。
来年は行けるといいな。
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初夜

結婚式を挙げて、披露宴を開いて、友達も大勢呼んだ二次会を開いて…。
ここまででだいたい半日がかり。
緊張はすれど、嬉しいことだし、興奮もしてるから、ここまではあっという間に感じるかも。
だけど、ホテルが用意してくれたお部屋に戻って、いざ「夫」となった彼と2人きりになると、急にまた緊張してきたり。
結婚して、夫婦になって初めての夜…「初夜」。
それはやっぱり特別なものだから。

今時、結婚するまではエッチはしません、なんて人は希少な気がするけど、したとしても、ほとんどは避妊していたはず。
でも今日からはその必要がなくなる。
心と身体を重ね、通わせ、次の命へ繋げていく…。
セックスの本来の目的が公に許される日。

だから、改めて裸になるのも恥ずかしかったり、その瞬間がめちゃくちゃ緊張したり。
けど、お互いの身体はよく知ってたりするから、その後はいつも以上に激しかったり。
いつの間にか夜が明けて、お互いの顔を見つめると、また恥ずかしくなったり。

一生で1回きりのことだから、ぜひその時の気持ちはずっと大切に覚えていてほしい。
そしてできればハネムーンベビーとか…。

よーちゃん、ご結婚おめでとうございます

私と彼女の出会いは、約7年前のこと。
運が悪いことに、ちょうどその時期は私がすごく不安定な時期で、どんな形で出会ったのかは覚えてない。
それでも、星の数ほどもいる中から、私を見つけてくれたのは確かだった。
すぐに親しくなったし、お互い人には言えないようなことを相談し合うようにもなった。
時には激励し、時には背中を突き飛ばすような思いで喝を入れることもあった。
私にとっては、彼女は存在してなければ、自分自身が成り立たなくなるような、大切な存在、半身になっていたから。
彼女から見て、私のことはどう映っていたのだろうか。
冷たくしておいて、すぐそれを気にする私は卑怯者だと思う。

彼女には私と出会うよりも先に彼氏がいた。
彼女の恋愛歴を聞かされた時、彼女をどん底から助けてくれたのが彼なんだろう、とすぐ思った。
一緒の職場で働き、優しい言葉をかけ続け、応援してくれる。
何より、ほぼ一日中一緒にいてくれる。
当時の彼女なら、ううん、そうでなくたって、恋に落ちるのは目に見えてた。
あの東日本大震災で、彼女たちの身にも危険が差し迫ったりしたけど、それを乗り越えてきてるんだから、今後どんなことがあっても大丈夫。
そう思った私は、結婚しないの?って何度も聞いたことがある。
交際期間はもう充分長い、と言うか長すぎるくらい。
「結婚適齢期」という言葉を、女性に対する差別とかそう唱える人もいるけれど、実際にはそうじゃない。
昔の人たちが、いろんなことから考えて、今のうちに結婚し、子供を産んでおかないと、後が大変だよ、と計算された年齢でもあるんだ。
生物学的にも、女性は若いほど妊娠成功率が高い。
最近の晩婚傾向は、子供を産もうと考えているなら、よくないことなんだ。
だけど、彼氏からはなかなかいい返事が出てこなかったみたい。
男性としては、やっぱり家庭を支える、という役目があるから、その自信が持てるまではプロポーズとかしないんだろう。
同年代の恋人を持つが故の、大きな悩み。
私のことは、彼女を通じて彼にも伝わってたみたいだから、あんまりぐずぐずしてると、私がもらっちゃうよ、って言ったこともあったっけ。

そんな状態が続いていた去年の末頃。
彼女はやっと彼氏からプロポーズされた。
サプライズって言ってたけど、彼女はずっと待ち続けてたに違いない。
その報告を受けた私も大喜び。
偶然にして、その年のクリスマスプレゼントに私が用意したのは、ウェディングソングだった。
私の気持ちを彼女に伝えるための物だったけど、これは絶対彼氏に歌わせるしかない。
本当は彼氏に直接それを伝えて、サプライズにでもしたかったけど、その方法がなかったから、彼女も知った上での提案になった。

年が明けて、お互いの家に挨拶に行き、そこからは本当にトントン拍子、だったのかな。
この6月、女性なら憧れのジューンブライドとなる。
結婚式を挙げて、披露宴を開いて…。
彼はあの歌を歌ってくれるのかな?
ふたりに本当にぴったりの歌詞なんだから。

彼女も相変わらず激務みたいだけど、でもできれば子供を3人くらい産んで、末長く幸せになってほしいと思う。
そして最後に改めて…。

よーちゃん、ご結婚、おめでとう!

追記.
「TRUE LOVE ~約束の歌~」ちゃんと歌ってもらえたみたいで、嬉しいです。

クリスマスプレゼント

ひとりぼっちのクリスマスイブ。
いるはずの人がいない、クリスマスイブ。
「なによ、6時には帰る、って言ったじゃない…。」
今の時刻は、夜の8時30分。
6時に「家に」帰る、ではなくて、6時に「会社から」帰る、だとしても、すでに家に着いていなければおかしい時間だった。
「さすがにお腹減ったなあ…。」
私は冷蔵庫を開けてみる。
クリスマスパーティー用の食材ならいろいろ入っていたが、普段の夕食を作るような材料は足りなかった。
「ひとりでパーティー始めるのも嫌だし、買ってくるかあ。」
仕方なく、私は寒空の下、近くのスーパーへと買い出しに行った。
クリスマスイブにはあまり似合わない献立を考えつつ、材料をカゴに放り込んでいく。
途中、知り合いの子供にそっくりなかわいい子を見かけて、思わず見惚れてしまうハプニングがあったけど、それは諦めようとしていた夢を思い出させる結果となって、かえって寂しさが増してしまう。
結局、作ろうとしていた献立も思いきり簡略化されて、卵かけご飯にしらす干しだけ、みたいな普段でも食べないようなメニューになる。
「あなたがいけないんだからね。約束、破るから…。」
何かをする気力もなくなり、私は早々に布団に潜り込んだ。
時刻は10時20分だった。

みしっ…みしっ…。
フローリングの床がわずかにきしむ音。
寝入り端だった私だけど、その音で目覚めると思わず身を硬くした。
(え?泥棒?)
戸締まりはしたはず。
いやしかし、この音は確かに家の中を誰かが歩いている音だった。
しかも、電気を付けず、わざわざ暗い中を歩いてるという事実が、私を震え上がらせた。
こういう時は、決して声を出してはいけない。
寝たまま気づかないふりをしていれば、まだ身は安全なのだから。
でも…。
(うそ、こっちに来るよ…。)
その気配は確実に私に近づいてきていた。
私は息すらまともにできなくなり、身体を丸めて小さくなった。
気配の主は、私の寝ているすぐそばにやってくると、私の様子をしばらくうかがっていた。
(たすけて…。)
もうだめ…そう思った瞬間だった。
カサッ…。
何かが私の枕元に置かれる。
音からすると、そんなに重い物ではないようだった。
(!?)
状況が掴めず、動けないままでいる私。
すると、しばらくして気配の主の声がした。
「ごめんね。もう寝ちゃったんだね…。」
あの人の声だった。
約5時間の遅刻。
「お、起きてる、もん…。」
私はゆっくり身体を起こしながらそう言ったけど、さっきまでの極度の緊張のせいで、絞り出すようにしか声が出ない。
それは、あの人には泣き声に聞こえたようだった。
「あ…。本当にごめん。これの手配に時間かかっちゃって。」
カサカサ…。
枕元の物が再び音を立てる。
私に見せようとしているのかもしれないけど、暗い中ではよくわからなかった。
「さ、寂しかったし、怖かったよう…。なんで電気点けないのよ…。」
「いや、だってもう寝てるみたいだったから、起こすのかわいそうだと思って。」
優しさが仇になる、典型的なパターン。
でもこの人の普段の優しさは知っているから、怒るに怒れない。
「本当にごめん。これで許して…。」
私を後ろからギュッと抱きしめる。
包まれる感覚に、私は少しずつ身体を委ねていった。

いつしか私たちは裸になり、素肌同士を重ねていた。
決して嫌いなことじゃない、ううん、むしろ大好きなことだったはずなのに。
いつからこうすることを避けるようになったんだろう…。
だけど、忘れかけてた温もりを感じて、私は涙を流し続けていた。
そんな私をギュッと抱きしめ、優しく頭を撫で続けてくれる愛しい人。
その愛を感じるからこそ、私は溢れるいろんな想いを抑えられず、ただ泣くしかなかった。
泣いて、泣いて、泣き続けて…。
泣き疲れて、いつの間にか寝てしまうまで…。

目を開ける。
目の前には愛しい人がいる。
もうすっかり空は明るくなっていた。
「おはよう。」
「おはようございます。あう、私、寝ちゃってた。」
「うん。」
じっとまっすぐ見つめてくる瞳。
「もしかして…ずっと見てた?」
「うん。」
「あうう…。恥ずかしいよ…。」
私は顔を赤くする。
「ふふふ。あ、これ。」
枕元に置かれた昨日の包みを渡してくれる。
「あ…。開けていい?」
「もちろん。」
ゆっくりと包みからそれを取り出す。
小さな箱を開けると、そこにはまばゆい光を放つ宝石が入っていた。
プレゼント
「えっ…。」
「綺麗でしょ。チャームになってるんだよ。」
そっとそれを持ち上げてみる。
チェーンに繋がれたリングに、その透明な宝石はついていた。
見たこともないほど、それは大きく美しかった。
「こんな…。高かったんじゃ?」
「気にしちゃダメ。気に入ってもらえると嬉しいんだけど。」
「すごい、嬉しい…。本当にいいの?」
「返品不可。」
「あう、ありがとう…。」
また涙がこぼれる。
昨夜から私、泣きっぱなしだ。
そんな私のおでこに、そっとキスしてくれた。
私は自然に甘えるように、愛しい人に抱きついた。

全身に降るキスの雨。
それは敏感な所や、恥ずかしい所にも降り注いだ。
喘ぎ声に混じる泣き声。
悲しいわけじゃないのに、嬉しいだけじゃない、複雑な思い。
でも、自分の気持ちに嘘をつくのはやめた。
自分の気持ちに嘘をつくと、心に壁を作ってしまうから。
だから、泣いた。
泣いてしまう時は、遠慮なしに泣き続けた。
大きな愛に包まれながら、いつか心が本当に癒えるまで。
「クリスマスプレゼント、本当にありがとう。」
「これ、そんなに気に入ってくれた?」
「これも、だけど…。あなたの、私の全てを包み込んでくれる、大きな大きな愛が、一番嬉しい…な。」
もう一度身体を重ねる。
暖かな朝日に、一緒に包まれながら。

翼と光

公園の砂場で、数人の男の子に囲まれ、泣いてる男の子。
「やーい、女男~。チンチン付いてる女~。」
「悔しかったら、なんか言ってみろ~。」
よく見れば、ズボンとパンツを脱がされ、下半身裸にされている。
しかし男の子は何も言わず、ただ泣いているだけだった。
「こらあ、てめえら、またやってんのかあ!」
「わあ、女男の相棒の男女が来たー。逃げろー。」
突然、公園の外から女の子が走り込んでくる。
それを見たいじめっ子たちは、泣きっぱなしの男の子を突き飛ばして、それぞれ散り散りに逃げていった。
「もう、あいつらは…。光もなんか言い返しなさいよ。」
「ううう、だって、僕、翼みたいに強くないもん。」
光と呼ばれた男の子は、砂場に尻もちをついたまま、泣くばかりだった。
「そんなだからいじめられるのに。ほら、オレの家に行こう。ついた砂を落とさないと。」
翼と呼ばれた女の子は、脱がされたズボンとパンツを拾い、光に穿かせる。
一人称は「オレ」だけど、見た目もスカートを穿いた、れっきとした女の子だ。
しかし、性格から言えば、いじめっ子たちが言うとおり、翼の方が男の子っぽいし、光は女の子っぽかった。
翼は光を連れて自分の家に帰る。
誰もいない家の鍵を開け、ドアを開けると、光をそのまま浴室へ引っ張っていった。
「脱がすよ。」
一言だけ言って、翼は光のズボンとパンツを引き下ろした。
お尻についたままだった砂場の砂が、パラパラとこぼれ落ちる。
「あーあ、やっぱり洗濯しないとなあ。ほら、光。流してあげるから。」
翼はそのズボンとパンツを洗濯機に放り込み、シャワーの用意をする。
湯温が安定したところで、光の砂だらけになった下半身を流し始めた。
「上は?もし汚れてるなら、そっちも洗うから脱いじゃって。」
光はためらったものの、ゆっくりと脱ぎ始める。
見ると背中の方まで砂が付いていた。
「わ、ひどいな。本当、今度こんなことあったら、噛み付いてでも抵抗しなよ。」
「…。僕、翼のようになりたかったな。」
「光だって、ちゃんと運動したら、ちゃんと男の子らしくなれるよ。」
「ううん、違うよ。翼みたいな、女の子になりたい。」
「へっ?」
一瞬、翼の手が止まる。
数秒の沈黙があって、その手は再び動き出した。
「オレは、光のようになりたかったよ。」
砂で汚れた光のおちんちんを綺麗にしながら、翼は小さく呟いた。

「ズボンはあるんだけどなあ。パンツは…オレのじゃ、変だよなあ。」
タンスの中を眺めながら、翼が言う。
「翼がよければ、僕はそれでもいいよ…。」
「そうか?じゃあ、これ。」
白い無地のパンツを1枚引っ張り出して、光に見せる。
男の子用と違って、前開きのないパンツ。
光はそれを黙って、しかしどこか嬉しそうに受け取った。
「んー、やっぱり不便じゃない?」
「そうかな?」
「おしっことか、どうするの?」
男の子たちが塀で立ちションをするのを、翼は何度か見たことがあった。
そのイメージだと、前開きのない女の子用のパンツは、不便に思う。
「どう、って、ズボンとパンツを下ろして、普通にするよ。」
光はそれを実演してみせる。
その様子は、女の子がおしっこをする姿と同じだ。
「光って、いつもそうやっておしっこしてるの?」
「うん、そうだよ。」
「こうじゃなくて?」
翼は立ちションの真似をする。
「うん。って、翼はいつもそうしてるの?」
「えー、そんなの無理だよ。おちんちんついてないもん。」
翼はほらとばかり、スカートを捲り、パンツを下ろす。
そしてつるんとしたお股を光に見せつけた。
「翼の、なんか、綺麗。僕、こんなのいらないのに。」
光は自分についてるおちんちんを乱暴に摘まみながら言った。
「そんなこと言うなよ。オレは逆に欲しかったんだから。」
翼は光のおちんちんを優しく撫でた。
不思議な瞬間。
男の子の光はおちんちんを要らないと言い、女の子の翼はおちんちんが欲しいと言う。
お互い、逆の性に憧れを持っていた。

翼と光は近所に住む幼なじみで、幼稚園から小2までは同じクラスで過ごしていた。
あまり男の子っぽくない光は、それを理由に周りからいじめられる事が多く、逆に男の子勝りな翼が光を守る、という関係ができていた。
小3から小6までは別クラスだったから、自然と顔を合わせる頻度は減ったものの、光がいじめられると、どこからともなく翼が飛んできて、光を助けていた。
そして中学生になり、2人は再び同じクラスになった。
4年振りに会った翼は、それなりに女性らしい身体つきに変わりつつある。
胸は膨らみ始め、すでにAカップほどには成長していた。
もっとも翼本人はそれが気にいらないようで、ブラも着けようとしなかった。
髪型はベリーショートで、制服を着ていればスカートでわかるものの、体操服姿だと見間違える人も多い。
ノーブラゆえに、体操服に乳首が浮き出ているのが、唯一女の子だと示す目印のようになっていた。
一方、光の方は中性的な身体つきになっていた。
女の子ほどではないが、少し丸みを帯びた身体は、ところどころ女の子と見間違える部分もあった。
その顕著なところが胸で、乳首も乳房も、わずかながら膨らんでいた。
わずかではあっても、上半身裸になる機会が多い男の子の間では話題になってしまう。
光が恥ずかしがるから、いじめのネタにもされていた。
そしてそれがひどくなったのが、初夏だった。
御多分に洩れず、この学校でも水泳の授業が始まる。
男子の水着は、上半身裸の水泳パンツだから、光の膨らんだ胸は他の男子の興味の目に晒された。

ある日の水泳の授業中、先生の目の届かない所で、数人の男子が光を囲んで何かを言っているのを、たまたま翼が見つけた。
「こらあ、そこで何やってるー!」
翼は条件反射で駆け寄り、取り囲んでいた男子を蹴散らした。
「光、大丈夫?相変わらず、いじめられちゃうんだね。」
「放っておいてよ…。翼、それ、恥ずかしくないの?」
光の突然の問いに、翼は首を傾げる。
「え?」
「胸ポッチ…。」
ブラを嫌がる翼は、水着のパッドも嫌がって、あえて縫い付けないで使っていた。
伸縮性の高い、薄い生地でできた水着は、身体にピッタリ張り付いて、身体の線を強調する。
プールの水で冷えて、乳首が勃っていたから、よけいに目立っていた。
「あ…。別に、気にしてない…。」
翼はそう言ったものの、少し顔を赤くした。
それでも特に胸を隠すようなことはしないで、その場に立っている。
「僕は、恥ずかしいよ…。本当は、こんな格好、したくないのに。」
逆に光は、自分の裸の胸を隠すように、胸の前で腕を組む。
「…うん、そうだね。なんとか、しないと、ね。」
翼は光の頭を、自然と撫でていた。
その後、一見授業は無事に終わったように思われた。
しかしその次の時間、光が教室に戻ってこない。
さらに次の時間になってようやく戻ってきたものの、明らかに様子がおかしかった。
翼はピンとくる。
さっきのやつらに、何かをされたな、と。
しかし証拠もなく突っかかるわけにもいかないし、それよりは光のケアの方が先決だ。
午後の授業を早退した翼は、同じく早退した光を半ば無理やり家へ連れていく。
自分の部屋に引き込んで鍵までかけてから、翼は光に言った。
「光、服を脱いで。」
「なんでだよう。ほっといてよ…。恥ずかしいんだから…。」
光はプールの時のように、胸元で腕を組んで隠すようにする。
しかし翼もある種の決心をみせた。
先に自身の服を脱ぎ捨て、裸になる。
「光だけ脱がせるのはフェアーじゃないよな。オレも脱ぐから、光。」
膨らみかけの胸や、わずかに陰毛が生え始めた恥部を隠そうともせず、光に両手を広げてみせる翼。
「そんな、翼、ずるいよ。女の子にそんなことされたら、嫌だとか、僕、言えないじゃない。すごく恥ずかしいのに…。恥ずかしいとか、言えなくなっちゃうじゃない。」
光はもう泣きそうだった。
「…そう、だね。ごめん。光は、恥ずかしいよね。オレは、ほら、男女だからさ、デリカシーなくて。ごめんな。」
翼は慌てて、光の頭を撫でた。
「…いいよ、謝らなくて。僕のためを、思ってくれてるの、わかってるから。あの、あんまり、ジロジロ、見ないでね?」
光はそっと翼の手を除けると、ゆっくりと服を脱ぎ始めた。
翼はいったん後ろを向いて、光から視線を逸らす。
シュルシュルと服を脱ぐ音に、妙にドキドキする。
自分のことのように恥ずかしくなってきた。
「翼、いいよ…。」
呼ばれて振り向いた翼は、光の姿を見て言葉を失った。
光の上半身には、マジックでブラの絵が落書きされている。
そして下半身には、卑猥なマークが…。
「…ひどい…。」
「…授業の後、更衣室で…。」
それだけ、小さな声で言うと、光は座り込んで泣き出してしまった。
翼はいったん部屋を出ると、ベンジンやアルコールなど、思いつく物を持って戻ってくる。
そして再びドアに鍵をかけると、上半身に描かれた落書きから消し始めた。
「しみるかもしれないけど、ちょっとだけ我慢して。」
簡単には消えそうにない落書きだったが、少しずつなくなっていく。
時間をかけて、なんとか上半身は綺麗になった。
「光、ごめん、立ってもらっていい?」
座っていてはさすがに拭けない。
それは光にもわかるから、光はゆっくりと立ち上がった。
顔を見なくても、恥ずかしさで真っ赤になってるのはわかる。
しかし、だからと言って目を瞑って拭ける場所でもないので、なるべく手早くやることにする。
お腹に近い部分は問題なく拭き取れた。
でも、落書きはおちんちんのすぐそばにまで描かれている。
仕方なく、翼は手を添えながら、それらを綺麗にしていった。
「ああ…。」
光が情けない声をあげる。
当然ながら、翼の手で刺激を受けた光のおちんちんは、反射的に大きくなる。
翼も性教育は一応受けていたから、それが男性の生理現象なのは知っていた。
しかしすぐ目の前で見るとなると、さすがにびっくりしてしまう。
勃起前のかわいらしいおちんちんとは全く違う、大きくて立派なおちんちん。
光の身体は全体に中性的だったけど、その部分だけははっきり男性的だった。
問題は、おちんちんがやや上を向くように固くなってしまったので、拭くのに邪魔になってしまったこと。
しかし翼が慌てれば慌てるほど、刺激されたおちんちんは固くなる一方。
翼は少しパニックを起こし始めていた。
そして中途半端な知識から、射精させれば小さくなる、という結論に至ってしまう。
「えっ?」
翼は光のおちんちんを優しく握ると、それを前後に扱きだした。
なぜそうしたのか、当の翼にもよくわかってない。
でも、なんか、そうしたらいいような気がして、無我夢中になっていた。
「や、翼、やめて。やめてよ。あああ…。」
性的な刺激にまだ慣れてない年頃、光は情けない声を出しながら、抗えない快感に飲み込まれた。
それはほとんど前触れもなく、そして一瞬のこと。
光のおちんちんから噴き出した白い液体は、ほぼ全量が翼の顔と頭にかかった。
でも光はそれを拭き取ることなく、急いで落書き消しの作業に戻る。
おちんちんは完全には小さくならなかったが、なんとか落書きを消すことはできるようになっていた。
「光、ごめんね。ただでさえ恥ずかしいのに、さらに恥ずかしいこと、させて。」
「…。」
光の目には涙が溢れている。
しかし、翼を責めることはしなかった。
自分でもどうにもならない勃起を収めるには、あれしか方法がなかったんだと、心の中で言い聞かせていた。

いっぱい、恥ずかしい思いをしたおかげで、ようやく屈辱的な落書きは綺麗に消えた。
光の顔に、少しだけ笑顔が戻る。
「翼、ありがと。」
「ううん、どういたしまして。」
やっと作業を終えたところで、自分にかかった精液を拭き取ろうとする翼。
しかしこれがなかなか取れない。
特に髪に付いたものは、ベトベトになって髪まで絡ませてしまっている。
「あはは、これ、取れないんだね。」
「あう、ごめん…。」
舌を出して笑う翼に、光は申し訳なさそうに謝った。
「ううん、そもそもオレがやったことだし。」
そこまで言って、お互い、その格好を見つめ直した。
自ら率先して裸になった翼。
それに倣って裸になった光。
翼の頭や顔には、光の精液がついている。
2人きりの部屋。
男女が裸でいて。
女の子が精液を浴びていた。
「ぼ、僕、もう服を着なくちゃ。」
事の重大さに気づいて、光が慌てる。
「待って。」
「え?」
「光にだけ、恥ずかしいこと、させられないよ。」
「え?え?」
雲行きがさらに怪しくなる中、光はうろたえるしかなかった。
「オレの、おちんちん…とは、言わないかも、しれないけど、見ていいよ。」
椅子に片足を乗せて、大きく股間を広げる。
見ちゃいけないと思うのに、光の目は自然とそこに釘付けになった。
生えかけの陰毛を除けば、そこは小さい時に見たまま、つるんとしている。
でも、開いた脚の付け根部分、クレバスの奥には、見ちゃいけないと感じるものが隠れていた。
本能的に、その造形をすごくいやらしいと思う。
一方で、ものすごく魅かれる造形でもある。
男なら性的興奮するだろう女性器の形。
唯一光が違ったのは、憧れの感情が混じっていたことだろう。
翼がゆっくりと指を伸ばした先に、小さなピンク色の突起があった。
それが、翼のおちんちん、つまりクリトリスだった。
それをそっと指で触れ、前後左右に小刻みに動かす。
衝撃的なシーンだった。
さすがの翼も、この時は顔を真っ赤にし、ほとんど目を瞑っている。
「はあ、はあ、あああ、恥ずかしいよ。恥ずかしい、けど、光には、見てもらわないと。」
「翼、いいよ。もうやめて。」
「ううん、だめ。見て。なんか、見て、ほしいんだ。オレ、変かな。恥ずかしいのに、やめられないよ。」
少しずつ、翼の指の動きが速く、大きくなる。
なんか誘われているようだった。
光は無意識に、翼のおちんちん…クリトリスに触れていた。
「光、光、ああっ、なんか、もう、もう…。」
2人で一緒になってそこを刺激する。
数分後、甲高い声をあげて、翼が硬直する。
不安定な体勢で倒れそうになるのを、光が慌てて抱きとめた。

「光はもう気づいてると思うけど、オレ、ずっと自分のこと、男の子だって思ってたんだよね。」
2人は裸のまま抱き合っていた。
翼が光の頭を撫でながら呟く。
「だから、なんでオレには光みたいにおちんちんが生えてないんだろうって。どうしてこんなに胸が大きくなるんだろうって、自分の身体にすごい違和感あって。」
「…うん。」
「もしかしたら、身体に埋まっちゃってるのかも、って探そうとして、ここをあれこれ触ってて、見つけたのが、オレのおちんちん…ってわけ。」
翼は苦笑いする。
「後で勉強で、これは本当におちんちんになり損なった、女のおちんちん…クリトリス、って言うらしいんだけど、だった、と。正直、すっごい落ち込んだよ。光のおちんちんみたいのに、ずっと憧れてたから。今だってそれは変わらないし、欲しいくらい。」
「え、えっと…。」
「さっき、大きくなったの見た時、一瞬、すっげえ羨ましいって思ったんだ。まあ、その後はちょっと失敗しちゃったけどね。光に恥ずかしい思いをさせちゃった。」
「それは、もういいよ。僕もね、光は知ってると思うけど、女の子の格好になるの、憧れてた。」
今度は光が呟く。
「他の男の子みたいに強くないし、脚も速くない。女の子とおままごとしてたらすごい楽しくて、絶対、自分は女の子だって信じてた。」
「うん。」
「だから、なんでおちんちんなんて生えてるんだろうって。切ろうとしたこともあったけど、それはさすがに怖かったから…。」
「あ、あはは、切らなくてよかったね。」
「うん。でね、この通り、胸まで少し膨らんだりして、上は女の子っぽくなるのに、下は逆でしょ。翼みたいな、つるんとした感じになりたくて。さっき見せてもらった時、興奮もしたけど、これこそ、僕が求めてたものだって、思っちゃった。」
「オレたち、どこかで入れ替わっちゃったのかもね。」
「そうかもしれないね。」
翼が遠くを見ながら、何かを考え込んでいる。
「そうだ、今だけ、取り替えっこしない?」
「えっ、取り替えっこ?どうするの?」
「それはね…。」
翼が光の上に馬乗りになる。
「えっ?えっ?」
裸で抱き合ってた刺激だけで、光のおちんちんはまた大きくなっていた。
恥ずかしかったから言わなかったけど、そのことは翼にしっかり知られていた様子。
「光のおちんちん、こうしちゃえば…。」
翼はその真上に身体をずらし、自身の股間をそっと当てる。
「わ、それ、だめ、だよ。」
「ん、んんん…。」
翼が少しずつ体重をそこにかけ始める。
苦痛に歪む翼の顔。
光はおちんちんに、表現のしようがない、抵抗感を感じた。
翼の処女が、光のおちんちんを拒む、わずかな抵抗。
「翼、やめて、やめて。」
身動きできない光は、翼に思いとどまるように訴え続ける。
でも翼はやめようとはしなかった。
やがて…。
「あっ…。」
プツンと何かが切れたような感覚。
その途端、光のおちんちんは一気にその根元まで飲み込まれてしまった。
「んふう。ふふ、これで光のおちんちんはなくなったよ。」
翼はそう言って、結合部を光に見せる。
確かに根元まで飲み込まれたおちんちんは、光からは見えない。
見えないだけで、なくなったわけではないけど、結合部から血を流す翼を無下にはできなかった。
「う、うん、なくなっちゃった。」
「ああ、なんか、オレの、おちんちんが、熱いよ。すごい大きくなってる気がする。それを、光の中に入れちゃうから。」
「え、あっ。」
翼が前後に身体を揺する。
クリトリスが少し擦れるのか、それとも中に入ったおちんちんで感じてるのか、翼はいやらしい笑みを浮かべる。
「ああ、光の、気持ちいいよ。」
「翼、痛くないの?」
「少しだけ、だから、大丈夫。光が今まで感じてきた痛みに比べれば、こんなの。それに、光の気持ちよくて、そっちの方が…。」
光には、快感より遥かに痛みが強そうにしか見えなかったが、ここでも翼に合わせる。
何より、うぶな下半身に、この刺激は我慢できそうにない。
血なのか、愛液なのか、何かが潤滑剤になってるおかげで、光には痛みはなく、その分強烈な締め付けと摩擦刺激が快感としておちんちんを襲っていた。
「翼、なんか、僕、もうだめ。で、出ちゃいそう。」
「光の中に、オレも、出しちゃうから。んっ、んっ、んあああっ。」
どこまで本当に感じてるのか、翼は身体を揺するペースを速めていく。
そして、大きく身体を仰け反らせて、動かなくなった。
同時に、光は翼の胎内にありったけの精液を注ぎ込んでいた。

「本当に大丈夫なの?」
「しっかり奥までシャワーで流したし。大丈夫でしょ。」
有無を言わさず行為に至ったわけだけど、光にだってそれがどういうことかわかっていた。
全く避妊をしないでのセックス。
妊娠の可能性のある行為。
翼がそれを理解してないわけはない。
それでも、全く気に留めるそぶりを見せないから、光は不安になった。
「大丈夫だよ。万一のことがあっても、光には迷惑かけないから。」
「そんなの、ダメだって。」
「これ以上、気にしたら、本当に光のおちんちん、もぎ取っちゃうぞ?」
「ええっ!?」
こうまで脅されると、光はもう何も言えない。
ただ、もぎ取られたい、と一瞬思ってしまったのも事実。
「ね、光。もうちょっと、女の子になってみない?」
「ふえ?」
思わず、変な声を出してしまう。
「恥ずかしいよう。」
そう言いつつ、光の目は期待に輝き始めていた。
翼がタンスから、私服を引っ張り出す。
「これ、自分ではほとんど着たことないんだ。」
それはいかにも女の子らしい、フリルのいっぱいついたワンピースだった。
小さい頃はまだスカートを穿いていたものの、大きくなってからは完全にズボンオンリーらしい。
「下着も要るよね。ブラも着けてみる?」
「えっ、持ってるの?」
「一応ね。まあ、着けたことないから、持ってないと思われても仕方ないけど。」
「う、ごめん。」
「光の胸って少し膨らんでるから、意外にしっくりくるかもよ。どう?」
翼に着けてもらって、光はびっくりしたような顔をした。
「どうしたん?」
「なんか、すっごい安心する。ずっと着けていたい気持ち。」
「そっかあ。やっぱり光って女の子だね。それじゃあ…。」
女子用の下着上下、服で着飾った光を、母親の化粧道具を使ってメイクする。
鏡に写った自分を見て、光は放心していた。
「なんか悔しいくらい、似合ってるよ。すっげえかわいいし。」
せっかくだからと、翼が持ってる服を片っ端から着せる。
女の子っぽい服ほど、光に似合うようだ。
完全に翼の着せ替え人形にされた光だったが、最後は光自らお願いをする。
「あの、できたら、水着も、着てみたい。」
「うん、いいよ。スクール水着でいいんだよね?」
「うん。」
翼がスペアーの水着を引っ張り出した。
実際に着ると、不可抗力として股間のものが目立ってしまうものの、上半身はむしろこうあるべきというくらい自然だった。
「パッドを縫い付ければ、乳首のぽっちは目立たなくなるよ。でも、こっちはどうするかねえ?」
水着の上から撫でる翼。
「や、やめて、また出ちゃう。少し考えたんだけど、股の後ろに向けてから水着を着たら、目立たないかも。」
「ふーん。痛くないの?」
「や、やってみないとわかんないけど…。でも、こんなのよりは、きっとマシだよ。」
「まあ、後は保険で、ここにもパッドを縫い付けておくか、かな。」
こうしてますます話は盛り上がっていった。

後にこの2人は、調べに調べまくって、まだこの当時ほとんど知られてなかった「性同一性障害」という病名に辿り着く。
そして医師の診断書と、根気強く嘆願した結果、光が女子用の制服、つまりスカートで登校したり、水泳の授業の時、女子用の水着を着る許可を得る。
クラスメートの男子からはドン引きされたものの、逆にいじめられる事もなくなった。
女子からも最初は敬遠されていたものの、こっちは翼の尽力で少しずつ友達の輪を広げていった。
一方、この時翼も、男子の制服や水着を着られるよう嘆願をしていたのだけど、翼の身体はこの年頃の女の子の身体そのものだったために、男子への悪影響を考えて却下されてしまう。
これにはすごく落ち込んだ翼だったが、自分の裸の胸を見て、性犯罪に走る男子を生んではいけないと、諦める事にした。

それとは別に、プライベートではお互いの服や下着を交換して着るようになった2人。
「このかわいい服を着て、外を歩いてみたいなあ。」
「その時はオレがエスコートするから。」
「うん、お願いね。」
翼が光の服を着ると、宝塚の男役俳優のような、凛々しくも美しい感じになった。
光のかわいらしさも考えると、街中での注目度は計り知れない。
「光、おいで。」
「うん…。」
光は頬を染めて、翼に背中を預ける。
そんな光の股間に、翼は手を伸ばした。
「この角度だと、自分のおちんちん触ってるみたいで、なんか嬉しい。」
と、翼お気に入りの体勢だった。
「ああん、翼、あんまり意地悪しないで…。」
身悶える光。
どうしようもなく敏感なおちんちんを触られ、あっという間にいきそうになってしまう。
でも、いきそうになると翼が手を止めてしまって、その度に光は身体をくねらせた。
「だって、光、かわいいんだもの。」
「つばさあ…。」
女の子以上に女の子っぽい光に、翼はドキドキして仕方ない。
こうして我慢できなくなると、その時だけ翼は女に、光は男に戻って交わる。
「大人になったら、結婚しようか。」
「うんっ。私、翼のかわいいお嫁さんになりたい。」
将来の結婚式を思い描きながら、2人はキスをした。
翼の胎内で祝福の花火が打ち上がる。
2人はいつまでも抱きしめあったまま、離れなかった。
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